【明慧日本2024年8月22日】四川省遂寧市船山区の3人の年配の法輪功学習者(女性)・鄧修桂さん、杜映芬さん、楊桂華さんが、今年7月31日に遂寧市船山区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らにより権力を乱用され、騙されて連行された。現在、鄧さんと杜さんは遂寧市永興留置場に不当に拘禁されており、楊さんは成都女子刑務所に送られた。
鄧さんは今年72歳で、以前は甲状腺機能亢進症、リウマチ性関節炎、神経衰弱、アレルギー性鼻炎など多くの病気を患っていたが、1997年に法輪大法を修煉し、「真・善・忍」の法理にしっかり従うことで、これらの病気が薬を使わずに治った。杜さんは今年70歳、2012年に脳腫瘍を患い、四川省病院で手術を受けた後、退院時には言葉もはっきり話せなかったが、法輪功を学んで体が正常に回復した。
2022年12月5日、鄧さん、杜さん、楊さんは警察により連行され、その後「保釈」とされた。今年3月18日、遂寧市船山区裁判所は杜さんに1年8カ月の懲役と5000元(約10万円)の罰金、鄧さんに1年2カ月の懲役と3000元(約6万円)の罰金、楊さんに1年の懲役と2000元(4万円)の罰金を言い渡した。同日、楊さんは遂寧市永興留置場に強制的に連行され、不当に拘禁された。鄧さんと杜さんは健康診断で基準に達していないため、留置場には入所せず自宅に戻った。3月19日、2人は遂寧船山区裁判所から6カ月間の住居監視下にを置かれた。その後、鄧さんは遂寧市中級裁判所に書面で控訴した。
今年3月末、遂寧市中級裁判所は控訴を受理し、5月31日に不当な原判決を維持する決定を下した。その後、書記官が鄧さんと杜さんに電話で通知し、遂寧中央病院で健康診断を受けるように言った。数日後、病院は健康診断書を直接裁判所に送付し、鄧さんが何度も健康診断の報告書を求めたが、すべて拒否された。
今年7月31日午後3時2分、凱旋路派出所の聶姓の女性警察官が電話をかけ、鄧さんと杜さんに翌朝11時に凱旋路派出所に来るように告げた。聶姓警察官は「最後の審理で、昼食をそこで取り、事が済んだら送り返す」と言って騙した。
翌朝11時、鄧さんと杜さんの2人が凱旋路派出所に到着すると、事件を担当した警察官の丁凱はいわゆる逮捕状を取り、2人を不当に拘留した。鄧さんの家族は8月1日に遂寧船山区の国保から発行された逮捕状を受け取った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)