山東省の郭美学さん 不当判決に対して控訴
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年9月11日】山東省竜口市在住の法輪功学習者・郭美学さん(男性)は、法輪功を実践したことで6月5日、当局に懲役2年の不当判決を宣告された。郭さんは不当判決に対し、煙台市中級裁判所に上訴した。現在、郭さんは竜口市拘置所に拘禁されている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の経緯

 2024年2月28日、郭さんは、法輪功迫害の事実について人々に話したとして通報され、竜口市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに連行された。郭さんは竜口市拘置所に連行された後、5日間ハンガーストライキを行った。

 4月8日の朝、竜口市検察庁の職員2人が拘置所で郭さんを尋問した。竜口市国保の警官がその日の午後にやって来て、郭さんに正式な逮捕状が発行されたことを伝えた。

 5月、警察は郭さんの案件を検察庁に提出した。竜口市裁判所は2024年6月5日に審理を行い、後に懲役2年の不当判決を言い渡した。関係者によると、郭さんは7月にハンガーストライキを開始したが、北海病院に連行され、複数回にわたって強制摂食されたという。警官らは郭さんに手錠と足かせをはめた。

酷刑演示:脚镣

拷問の再現:足枷をつけられる

 過去に受けた迫害

 2007年6月、郭さんは法輪功について人々に話していたと通報され、再び連行された。郭さんは当局に懲役2年の不当判決を言い渡された。郭さんは山東省第二男子労働収容所に拘禁された。

 郭さんが法輪功を放棄することを拒否したため、看守は囚人に郭さんを監視するよう命じた。郭さんは午前1時から午前4時までしか眠れなかった。拘禁されて約3週間後、午前10時から午後4時まで、看守が郭さんの右手を上段の二段ベッドに、左手を下段の二段ベッドに縛り付けた。郭さんはまっすぐ立つこともしゃがむこともできなかった。郭さんは痛みは耐え難く、昼食は何も郭さんに与えられなかった。看守長は時々郭さんのところに来て、郭さんの肋骨をひねった。

 2008年1月6日に、郭さんは抗議のハンガーストライキを行った。所長は数人の看守に郭さんを自分のオフィスまで運び、殴打するよう命じた。その後、彼らは郭さんを独房に連れて行き、手首を吊り下げて電気警棒でショックを与えた。その痛みは蛇に噛まれたようなものだった。また、食事には郭さんに小さな蒸しパンしか与えられなかった。

 この迫害は郭さんの妻に深いトラウマを与えた。郭さんの妻は警察のサイレンを聞くとすぐに恐怖を感じた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/8/13/480799.html)
 
関連文章