河北省、山西省の住民2人に不当判決
【明慧日本2024年9月27日】河北省石家荘市在住の法輪功学習者・李洪涛さん(48歳)、山西省の法輪功学習者・張兵さんは、2023年ウィーチャット(WeChat )で法輪功情報を投稿したとして、当局に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
李さんは2023年4月20日午前10時30分頃、汕尾市(さんびし)陸河県での仕事中に連行された。李さんが友人に送った最後のメッセージは、「政府当局者が私を追っている」というものだった。友人は後に、李さんが山西省太原市の警察に連行されたことを知った。警察は、彼がWeChatグループに法輪功に関する情報を投稿しているのを見つけ、李さんを標的にした。
李さんは、山西省太原市裁判所で懲役3年6カ月の不当判決を受けた。李さんは不当判決に対して控訴したが元判決を維持された。裁判官は李さんに「あなたたち法輪功学習者を扱うことに関しては、法律に従う必要はなく証拠もいらないです」と言った。
李さんは2023年10月9日、太原市拘置所から山西省晋中刑務所の集中訓練チームに移送された。5カ月後、李さんは第2区に拘禁された。
張さんも李さんと同時期に、同様の理由で連行された。同じ太原市裁判所は張さんに懲役3年6カ月の不当判決を言い渡した。晋中刑務所にも拘禁された。現在は10区に拘禁されている。
過去に受けた迫害
李さんは2001年に北京に法輪功の訴えをした後、中国鉄道集団有限公司のエンジニアの職を解雇された。
李さんは2010年に再び連行され、懲役4年の不当判決を宣告された。
張さん懲役2年の不当判決を宣告されていた。(正確な時期は不明)
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