河南省:孫愛栄さんが懲役3年の不当判決、年金支給の停止
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 【明慧日本2024年10月3日】 河南省太康県在住の法輪功学習者(以下、学習者)・孫愛栄さん(61歳女性)は、法輪功を実践していたため2023年、当局に懲役3年の不当判決を言い渡された。高血圧のため、居住監視となった。2024年8月、孫さんは再び当局に拘禁された。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。退職教師である孫さんは法輪功のおかげで咽頭炎、食道炎、胃疾患、乾癬、関節リウマチ、椎間板ヘルニア、婦人科疾患など数多くの病気から解放されたと考えている。

 事件の経緯

 2022年12月9日、孫さんは他の学習者の家に訪れた時、人に通報され現地の派出所まで連行された。その後、派出所は太康県検察庁に孫さんの連行命令を依頼したが、検察庁は事実がはっきりしておらず、証拠が足りないとして拒否した。その後、該当派出所は同じ連行命令を得るため、淮陽県検察庁に依頼した。2023年8月淮陽県裁判所は不正裁判を行い、孫さんは懲役3年の不当判決を言い渡された。判決書は9月20日前後に本人に届き、10月1日から効力を発した。高血圧のため、裁判所は孫さんを居住監視となった。警察は孫さんが刑務所に入れられるほど回復するかどうかを見極めるため、自宅で嫌がらせを続けた。

 1年後の2024年8月、孫さんは再び警察に拘束され、それ以来、淮陽留置場に拘禁されている。孫さんの年金も停止された。 

 孫さんは2015年に法輪功への迫害を命じた中国の元独裁者・江沢民を告訴した。そのため、同年10月下旬、警察は地元の留置場に孫さんを拘留しようとしたが、収縮期血圧が5回とも190mmHgと命にかかわる数値を示したため、拘置所への入所を拒否された。その後、孫さんは釈放された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/15/482333.html)
 
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