【明慧日本2024年10月21日】(広東省=明慧記者)広東省汕頭市の法輪功学習者(以下、学習者)邱秀萍さんの次女・張暁佳さんは10月16日昼12時40分頃、高速列車で香港に着いて、無事に到着したと家族に報告した後、連絡が取れなくなった。17日午後4時頃、家族は、暁佳さん(学習者ではない)が高速列車を降り、香港で税関を通過した際、税関職員にUSBメモリと法輪功の資料がカバンに入っていたと言われ、汕頭市潮陽区の金浦派出所に送還され、そして谷饒派出所で身元確認を行った後、汕頭留置場に不当に拘禁されたとの知らせを受けた。
1999年7月20日、中国共産党(以下、中共)の江沢民集団が法輪功に対する残酷な迫害を開始して以来、暁佳さんの母親(邱さん)と妹たちは、法輪功の信念を堅持し続けたとして、何度も中共による残酷な迫害を受けた。汕頭610弁公室、現地の国内安全保衞部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、派出所の警官らは、一家に対して数百回にわたって嫌がらせ、家宅捜索、脅迫、侮辱を行った。長女の暁玲さんは、2年間の労働教養と懲役3年の実刑判決を言い渡されたことがある。四女の悦琪さんは14歳で未成年にもかかわらず1年間の労働教養を強いられた。母親の邱さんと三女の麗玲さんは何度も拘禁され、一家は精神的、肉体的、経済的に大きな苦痛とダメージを受けた。
2023年9月21日、汕頭610弁公室、国保および派出所の数十人の私服警官が、暁佳さんの実家の周りの道路を封鎖し、家宅捜索を行い、連行を実施した。当時、家には張暁玲さん、暁佳さん、麗玲さんの三姉妹だけが取り囲まれており、母親は外出していた。法輪功の書籍と資料はすべて押収され、警官は三女の麗玲さんの首を押さえ、無理やりパトカーに押し込んだ。長姉の暁玲さんは部屋からパトカーまで引きずり込まれ、手にあざができ、服が破れ、体に怪我を負った。三姉妹は谷饒派出所に一昼夜拘束された。
その後、警察は自宅まであるいは電話で何度も嫌がらせをし、再び連行しようとした。母親の邱さん、長姉の暁玲さん、三女の麗玲さんはやむを得ず家を離れた。期間中、警官は法輪功を学んでいない暁佳さんに、姉妹や母親の所在を尋ねたり、連絡先を聞いたりする嫌がらせをしばしば行った。
汕頭市潮陽区谷饒鎮に住む邱さんの夫は、商売を経営していたが、事業に失敗し、莫大な借金を背負った後、2005年に亡くなった。邱さんは女手ひとつで6人の子供を育て、小さな商店を営んで生計を立てていた。邱さんはもともと、毎年1週間続く嘔吐を伴う頭痛を患っており、多くの医者を訪ねても治らなかった。また、転倒して残った背中の怪我に悩まされており、多くの薬でも治すことができなかった。1998年、邱さんは法輪功を学び始め、約1年後、上記の病気はすべて治った。邱さんの母親は、法輪功の修煉によって曲がっていた背中がまっすぐになった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)