ハルビン市の王宏さんに懲役2年の不当判決
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 【明慧日本2024年11月4日】黒竜江省ハルビン市在住の法輪功学習者・王宏さん(57歳女性)は6月17日、当局に懲役2年の不当判決を言い渡された。その後、王さんは控訴した。10月9日、ハルビン鉄路運輸中級裁判所は原判決を維持する判決を下した。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。王さんは、2007年に法輪功の実践を始めた。王さんは法輪功の教えに基づいて自分を律したため、周囲の人々からも尊敬を集めた。

 事件の詳細

 2023年12月13日、王さんは夜勤から帰宅中、住宅地内で警官5人に不当に連行され、ハルビン第二拘置所に拘禁された。警官らは王さんの車にあった法輪功迫害の事実に関する小冊子を押収した。

 2024年1月11日、弁護士は鉄道公安国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に出向いて、王さんを直ちに釈放するよう要求した。しかし、王さんの家族による保釈申請は国保によって却下された。

 6月17日、王さんはハルビン鉄路運輸裁判所に懲役2年の不当判決を言い渡された。王さんはこの不当判決に対して控訴した。この訴訟は9月初旬に中級裁判所に移送されたが、弁護士は検察官と連絡を取ることができなかった。

 9月25日午前、弁護士は検察官との電話会談を終えたばかりで、同日午後、裁判所は弁護士に公判が10月9日に開かれると通告した。時間の制約のため、弁護士は裁判所に審問の延期を申請した。

 10月9日、ハルビン鉄路運輸中級裁判所は王さんに対しての原判決を維持する判決を下した。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/23/484178.html
 
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