【明慧日本2024年11月5日】(スウェーデン=明慧記者・何平)スウェーデンの法輪功学習者(以下、学習者)は、10月の毎週金曜日と土曜日の午後、首都ストックホルムの国会議事堂の隣にあるコイン広場で、地元の人々や観光客に法輪功を紹介し、功法の実演を行い、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。この活動は、多くの人々から関心と支持を受けている。
首都ストックホルムの国会議事堂の隣にあるコイン広場での功法実演 |
金秋の10月は、毎年恒例のノーベル賞発表の時期である。ストックホルムはノーベルの故郷であり、観光やアウトドア愛好家の楽園でもある。賑わうコイン広場では、人々が学習者の穏やかで平和的な煉功の様子を目にし「真・善・忍」を信仰する人々に対する中共の残酷な迫害や、生体臓器収奪の事実を知り、驚きと怒りを覚えているという。多くの人々が反迫害の署名に賛同し、功法に興味を示し、その場で煉功の動作を学ぶ人もいた。
首都ストックホルムの国会議事堂の隣にあるコイン広場で、人々に法輪功を紹介し、中共による法輪功迫害の実態を伝える |
英国人夫妻、迫害の実態を伝える学習者を賞賛
英国から訪れた夫妻が、活動現場を通りかかった際、中共が学習者から生体臓器収奪を行っていることを知った女性は、非常に憤慨した。彼女は「私は香港の人々に対する中共の残酷な弾圧を通じて、中共の邪悪さを理解しました。今日、さらにその邪悪さがはっきりと分かりました。署名するのは、あなた方を応援するためです!」と述べた。そして彼女は夫に「あなたも署名しませんか?」と促した。
「もちろん署名しますよ!」と言った彼女の夫は「今では全てがよく分かりました。彼ら(学習者)は中国がどうこう悪いと言っているのではなく、中共の邪悪さと残忍さ、それが行っている悪事を暴いているのです。彼らは素晴らしいことをしているのです」と話した。そして2人は署名をし、学習者の活動を絶賛し「これからも頑張って続けてください」と励ました。
迫害の実態を伝える資料を読む人々 |
迫害の実態を聞いたイタリア人の母子、 法輪功に感謝
中共による生体臓器収奪を明らかにする展示パネルの前には、イタリアから来た親子が立っていた。母親は英語があまり得意ではないため、息子がパネルを見ながら彼女に内容を訳していた。母親が学習者に対する生体臓器収奪の事実を知ると、思わず口元に手を当てて目を大きくして「なんてことだ、信じられない!」と驚きの声を上げた。そして母子は自ら進んで署名し「中共の暴行を止めなければならない」と強く訴えた。
学習者は、母親にイタリア語の法輪功に関する迫害の実態を伝える資料を渡し、そして法輪功迫害を詳しく説明した。母親は熱心に耳を傾け、最後に「こんなに平和で素晴らしい功法がずっと迫害されているなんて、今までメディアで見たことがありません。スウェーデンでこうして皆さんに出会えて、本当に幸運です。私は中国の伝統文化にもとても興味があります。こうした情報を伝えてくださって本当に感謝します。この事実は私の人生を変えてくれたようです。今日は私にとって大切な日になりました」と語った。
多くの人が法輪功に興味を示し、その場で功法を学ぶ |
フィンランド人の姉妹、迫害の実態を広める手助けをし、学習者のために祈る
10月25日午後、若いフィンランド人の姉妹が活動現場を通りかかり、学習者の穏やかな煉功の様子や、中共による法輪功迫害を明らかにする展示パネルを見て、とても驚いた。「どうしてこうなるの? こんなに残酷だなんて、信じられない!」と言った。
姉妹は学習者の話に耳を傾け、中国で中共が学習者に対して行っている残忍な迫害や、さらには生体臓器収奪といった事実、被害者の中にはキリスト教徒も含まれていることを知って、とても憤りをを覚えたという。キリスト教徒である姉妹は「私たちの心が引き裂かれるようです! なんて非人道的なことでしょう!」と言った
活動現場で、姉妹は迫害を受けている学習者のために熱心に祈りを捧げた。また、彼女たちは中国で迫害を受けている学習者にとても同情し、迫害を停止させるために、法輪功迫害の実態をもっと多くの人に伝えると言った。そして2人は名残惜しそうに学習者と抱擁し、握手を交わして別れを告げ「私たちは、あなたたちのために祈るだけではなく、迫害停止の手助けをし、真実を広める手助けをします」と話した。
学習者の話に耳を傾ける若いフィンランド人の姉妹 |
迫害の実態を知った中国人留学生が三退を選択
活動中に、フィンランドに留学している中国人の若者数人がブースに訪れた。彼らは活動現場で展示パネルを見たり、写真を撮ったりしながら、長い時間を過ごした。彼らの言動からは、明らかに中共の虚言に深く騙されていたことがうかがえる。
そこで、学習者は彼らに中共が法輪功を迫害し、偽りの「天安門焼身自殺」事件をでっち上げて法輪功を陥れた事実について伝えた。彼らの疑問にも根気よく答え、さらに『共産党についての九つの論評』を読むことを勧めた。
迫害の実態を聞かされた若者たちは沈黙し、静かになって学習者の話に耳を傾けた。彼らが去る際には、全員が資料と『共産党についての九つの論評』を受け取り、その中の1人は、その場で「三退」(中共組織の党員、共青団、少年先鋒隊)からの脱退を選択した。フィンランドに戻ったら、現地の煉功点に行って、法輪功を学びたいと話した。