遼寧省本渓市の陳妍さんに不当控訴 拘置所での暴行で心身にダメージ
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 【明慧日本2024年11月6日】遼寧省本渓市の法輪功学習者・陳妍さん(44歳)が、不当に拘束されてから3ヶ月半が経過した。さらに最近、渓湖区裁判所で不当な起訴を起こされた。拘置所では暴行や虐待を受け、現在、動悸や血痰が出る状態で、記憶力も低下し、身体と精神に重大な被害を受けている。

 大学卒業後、安定した職に就いていた陳さんは、2015年に法輪功の真相を伝えたことで3年の不当な刑を言い渡され、公職を失った。当時、本渓市拘置所では拘束具で固定され、強制的な経管栄養を施され、刑務所では「転向」を拒否したため不明な薬物を強制投与され、立たされたり殴打されたりした。

 2024年7月14日、陳さんが本渓市渓湖区柳北駅付近で「法輪大法は素晴らしい」という真相資料を配布・掲示していた際、地域住民に制止され、撮影された。その映像が地域のグループチャットに転送され、地域責任者が渓湖区公安分局河西派出所に悪意のある通報を行った。その夜、陳さんは路上で河西派出所副所長の孟祥冲らに連行された。

 同夜、河西派出所の警察官らは、家族に一切通知することなく、また家族不在の状況で、副所長の孟祥冲らが陳さんの自宅に侵入し、すべての棚や引き出しを荒らし、電話、通帳、現金などの私物を強奪し、自宅は荒れ果てた状態となった。

 70歳を超える両親は娘と連絡が取れなくなり、父親が娘の家を訪ねた際に、自宅が荒らされ、娘が連行されていたことを知った。両親が河西派出所で押収品リストを要求したが、副所長の孟祥冲は提供を拒否し、極めて悪態をつき、傲慢な態度を取った。

 陳さんは拘置所に連行され、現在も不当に拘束されている。

 現在、陳さんは河西派出所の警察官により本渓市渓湖区検察院に不当に起訴され、検察官の侯鋭が引き続き本渓市渓湖区裁判所に起訴している。裁判官の王冕は親族や弁護人による記録閲覧や面会を妨害し、被告人の弁護権を侵害している。

拘置所での拷問 心身に重大な被害

 2024年8月5日、本渓市拘置所で、陳さんは警察官の指示を受けた4名の容疑者により、1日のうちに3回連続で暴行・虐待を受け、警察官は頻繁に監房を移動させた。

 10月30日、陳さんの無罪を主張するために家族が依頼した弁護士が本渓市拘置所で面会したところ、陳さんの状態が悪く、体力が衰え、気分が落ち込み、記憶力が低下し、反応が鈍くなっていることが判明した。翌31日、弁護士が再度面会した際、陳さんは前日の面会のことを覚えておらず、極めて深刻な状況にあることが確認された。

 現在、陳さんは動悸があり、痰に血が混じり、記憶力が極めて低下し、身体と精神に重大な被害を受けている。

 陳さんの母親はがん手術を受けてから間もなく、体力が非常に弱く、陳さんの父親の介護に頼っている状況である。74歳の高齢の父親は、娘のために何度も公安・検察・裁判所を訪れ、訴えを続けている。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/3/484598.html
 
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