河南省の許建超さん 新密刑務所で薬物迫害を受ける
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 【明慧日本2024年11月19日】(河南省=明慧記者)河南省周口市太康県の法輪功学習者(以下、学習者)・許建超さんは2023年10月12日、秘密裏に懲役5年の実刑判決を宣告され、鄭州新密刑務所に拘禁された。刑務所で薬物による迫害を受けた許さんは第9区に拘禁され、いわゆる「レベル2厳重管理」下に置かれた。

 確実な情報によると、許さんは新密刑務所で「法輪功をやめる保証書」を書かないとして、数人の刑務官に地面に押しつけられ、正体不明の薬物を強制的に飲まされ、身体の右側の痛みを引き起こしたという。許さんの家族が刑務所側に問い詰めたところ、刑務官・盧俊義は「薬を飲ませる方法はいくらでもある」と言った。

 許さんは人々に法輪功迫害の実態を伝えたという理由で、2023年3月29日、私服の国内安全保衞部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行され、太康県留置場に拘禁された。留置場に拘禁されている間、許さんは拷問され、70日間にわたり一日1食か2食しか食べることが許されず、体重が急激に減少した。

 2023年10月12日、許さんは秘密裏に懲役5年の実刑判決を宣告され、鄭州新密刑務所の第9区に拘禁され、いわゆる「レベル2厳重管理」下に置かれた。

 明慧ネットが報道した情報の統計によると、2022年と2023年に河南省の学習者は、真・善・忍の信念を貫いたとして、少なくとも43人が不当な判決を宣告され、166人が連行され、49人が嫌がらせを受け、7人が洗脳班に送られ、11人が迫害により死亡し、合計少なくとも276人が迫害されたことがわかった。連行・嫌がらせを受けた学習者のうち、少なくとも94人が家宅捜索(身体検査を含む)を受け、4人が強制的に採血(指紋など)された。

 中国共産党による情報の封鎖、家族との面会の禁止、迫害が秘密裏に行われているなどにより、さらに多くの迫害の事実は報道されていない。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/12/484909.html
 
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