【明慧日本2024年11月22日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省撫順市の法輪功学習者・魏少敏さん(82)は2022年8月8日、路上で通行人に法輪功迫害の実態を伝えていたところ、政府による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報された。直後、魏さんは警官に連行され、10日間不当に拘束された。その後、警察は魏さんを起訴し、2024年7月中旬に再び魏さんを連行した。現在、魏さんは依然として撫順市留置場に拘禁されている。
魏さんは、2007年に不当に3年の労働教養を強いられ、2014年には懲役7年6カ月の実刑判決を宣告されたことがある。
法輪功を学んで生まれ変わる
魏さんは、若い頃から神経症、外傷性脳損傷症候群、高血圧、心臓病、胃潰瘍、胃びらん、慢性胆嚢炎、間質性肝炎など、さまざまな頑固な病気にかかり、体中に健康なところは一つもなかった。当時、魏さんは気性も荒く、近所付き合いも難しかった。法輪功を学ぶ前の魏さんについて、隣の人はこう話した。「魏さんは5階に住んでいて、私は4階に住んでいます。改装したばかりの私の家は、彼女のお風呂の水でびしょ濡れになりました。お風呂からダイニングルーム、そして寝室へと水が漏れ、床に沿って滴っていました。私は彼女にそれを伝えるために5階に行きましたが、彼女はドアのところに立ち、顔を上げ、『それは仕方がないですね』と言いました」
1995年、魏さんは法輪功の修煉を始め、間もなく奇跡的に健康を取り戻し、元の勤務先の同僚たちは魏さんを見て、「どうやって元気になったの?」と驚いた。そして同じ隣人はこう言った。「1995年の春から、魏さんの家は水漏れが止まったようです。彼女はとても丁寧に話してくれて、優しくなりました! 彼女の病気は治り、とても軽快に歩き、背筋を伸ばし、頭には25キロの小麦粉を乗せ、手には5キロのサラダ油缶を提げて、一気に5階まで上がりました。近所の人たちも、彼女が毎日3、4時に起きて文化センター前の広場に行き、きれいに掃除しているのを発見しました。夜明けになると人々が集まってきて、ラジオ体操をしていました。夕方には踊りの人、商売をしている人、そしてあらゆる種類の軽食を売る人が集まりました。翌朝になると、地面はまた汚れました。彼女は、冬に大雪が降るときでも、毎回2時間近く掃除をしていました。毎日、黙って行いたのです。法輪功を学んだ後の魏さんの劇的な変化を見て、近所の人たちも法輪功を学び始めました。その時、毎日約200人が朝の煉功をしていました」
迫害されながらも人々に事実を伝える
1999年7月、中国共産党が法輪功に対する残酷な迫害を開始して以来、魏さんは何度も連行され、拘禁され、金銭を要求された。2007年、魏さんは撫順新華派出所の警官により連行され、馬三家労働教養所で3年間拘禁された。
2014年6月20日、魏さんは数人の高齢者と一緒に法輪功の本を読んでいたところ、家に侵入してきた警官に連行された。その後、懲役7年6カ月の実刑判決を言い渡された。魏さんは遼寧省女子刑務所に拘禁中、ひどい拷問を受けて3回も脳梗塞の症状を発症した。刑務所から釈放された後、記憶を失い、命が危うくなった。その後、法輪功の本を読み、煉功することで、魏さんの体は徐々に回復した。
現在、魏さんは依然として撫順市留置場に拘禁されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)