【明慧日本2024年11月29日】山東省煙台市牟平区の都市部と郷、鎮部の派出所の警官は、10月1日頃、法輪功学習者(以下、学習者)たちの家に行き、嫌がらせをした。学習者の大多数は70歳以上の高齢者であった。
牟平城区派出所の警官は学習者・于葉さん、趙数平さん、矯麗鳳さん、孫文榮さんなどに嫌がらをせした。
大窯鎮の学習者・劉志秋さん、孫建榮さん、杜花さん、于広霞さん、張佳梅さんなどの9人は、牟平城区派出所の件と前後して、警官から自宅や電話での相次ぐ嫌がらせを受けた。
水道鎮塘村で1人暮らしをしている74歳の女性学習者・徐進娥さんには2人の息子がいるが、他の地方で暮らしている。徐さんは中秋節の前後に2回嫌がらせを受けた。1回目は、水道派出所の副所長・呉が4、5人の警官を率いて徐さんの家に押し入り、家宅捜索をし、多くの法輪功関連書籍を押収した。2回目は、所長・張少平が6、7人の警官を率いて、徐さんの家に行き、徐さんに嫌がらせをした。何年もの間、徐さんは連行され、拘禁され、水道派出所の警官(特に呉副所長)からたびたび嫌がらせをされていた。
高陵鎮店子村の許志田さん(故人)の妻・余さんは81歳で、1人暮らしである。9月18日、高陵派出所の警官4人が余さんの家に押し入り、家宅捜索を行い、余さんが大切にしていた法輪功書籍をすべて押収した。
10月16日、高陵鎮西屯村で1人暮らしをしている77歳の女性学習者・于彩雲さんが高陵派出所の警官に連行され、済南女子刑務所に送られるのを目撃した人がいた。于さんの夫は何年も前に亡くなっており、2人の息子が家族を養うために他の地方で働いている。1人暮らしの于さん、元々苦難と貧困な生活をしているが、真・善・忍を信条としているため、何度も連行され、嫌がらせを受け、脅迫され、多くの私物を奪われた。居住監視、起訴、裁判などの迫害を受け、于さんは心身ともに深刻なダメージを与えられ、痩せ細り、目もよく見えなくなった。そして現在、刑務所に拘禁され迫害を受けているという。
4月12日、煙台市牟平区の75歳の学習者・王均恒さんは、地元の学習者・尹明花さんの娘に付き添い、派出所に行って、尹さんの母親の解放を要求したが、牟平区蛤堆後海岸派出所で連行され、牟平区留置場に拘禁され、拷問を受けた。5月20日に帰宅した王さんは、病院での診察の結果、肋骨1本が折れており、まだ痛みが残っている。同じ日に連行された尹さんの長女は、37日間拘禁された後で解放された。
4月17日午前8時ごろ、煙台市牟平区蛤堆後海岸派出所と滕州の警官6人(制服の警官3人、私服警官3人)が車4台に乗って、学習者・張金玲さんの家に行き、不法にドアを壊し、張さんの家にあるプリンター、法輪功関連書籍などの私物を奪った。張さんは職場から滕州の警官に連行されたまま、4カ月以上音信不通である。
6月26日午前9時ごろ、牟平区北系山派出所の警官6人は、70代の女性学習者・趙数平さんの家に押し入り、法輪功関連書籍、法輪功創始者の説法録音テープ、MP3、法輪功の文言が書かれたカレンダーなどを押収した。その後、煙台市福山留置場に連行された。40日間拘禁された趙さんは検察院から「保釈1年」と告げられた。
8月、山東省牟平区の78歳の善良な農婦・楊美慈さんは、山東女子刑務所に送られ拘禁された。62歳の学習者・尹明花さんは、懲役3年6カ月の判決を言い渡され、山東女子刑務所に収容された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)