【明慧日本2024年12月7日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省撫順市清原県の法輪功学習者・李俊飛さん(53歳女性)は7月15日、清原県国内安全保衞部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官により不当に連行され、撫順市南溝留置場に拘禁された。撫順市望花区裁判所は、11月28日午前9時から李さんに対する裁判を行う予定である。
李さんは法輪功を学ぶ前、肝臓病、胃病、坐骨神経痛など多くの健康上の問題に悩まされ、一日中落ち込んで言葉の数も少なかった。1999 年に法輪功を学び、真・善・忍の基準に従って自ら律するようになった。以来、身体の痛みは消え、体と心の変化を経験した李さんは明るくなった。
法輪功の素晴らしさを人々に知ってもらうため、李さんは2024年4月に携帯電話で法輪功の煉功映像をネットに投稿した。数千人がそのビデオを視聴し、「いいね!」とコメントした。その後、李さんの電話番号はすぐにブロックされ、湾甸子派出所の警官らが家にやって来て、煉功の映像をネットに投稿しないという保証書に署名するよう強要した。
7月15日午後3時頃、李さんは自宅に押し入った警官3人に連行された。うち2人は撫順市公安局の警官で、1人は地元の湾甸子鎮の警官だった。彼らは李さんの自宅から1冊の『轉法輪』を押収し、李さんを撫順第一留置場(南溝留置場)に拘束した。
7月25日、湾甸子派出所の警官が村の役員に電話し、李さんの夫に派出所に来るようにと要求した。派出所で警官は1枚の紙を取り出し、夫にサインするよう強制した。紙にはすべて法輪功を中傷する内容であったが、恐れた李さんの夫は仕方なく署名した。
8月22日、家族が依頼した弁護士は留置場で李さんと面会し、李さんに対する逮捕状が発付され、李さんが撫順市順城区検察庁で尋問を受けたことを知った。その時の李さんは白内障のため、はっきりと物を見えない状態であった。
李さんの母親は80歳で、目が見えず、耳が聞こえないため、自分の身の回りのことができない。李さんは家にいないため、夫は高齢の母親の世話をしなければならない。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)