中共による海外での法輪功、神韻、大紀元への攻撃強化機密計画が明るみになる
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 【明慧日本2024年12月13日】最近、中共公安部ではビデオ会議が開かれ、公安部長の王小洪が自ら司会を務めた。その後まもなく、中共高層部から多くの内部通達が中国の各省庁レベルに伝達され、実行に向けた準備が進められた。これに関して先日、法輪功迫害追跡国際組織(WOIPFG)は、2024年12月初めに受け取った中共の機密文書を公表した。その中で、法輪功に関する主な内容は以下の通りである。

 1.米国に配備しているすべての諜報員と情報筋を動員し、あらゆる手段を使ってトランプ陣営の核心メンバーに接近し、トランプの中共に対する真の態度、およびトランプ政権が中国(中共)に対し計画しているすべての制裁措置を早急に把握すること。

 2.反法輪功者への支援を強化すること。各省庁は写真や動画を含むより多くの資料や情報を提供する際、資料の中の個人情報の取扱いに注意し、中共による計画であることが露見しないようにすること。「寄付」などの手段で資金援助を行い、中国各地や海外で法輪功に詳しい人物を選んで支援に参加させ、法輪功が米国の法律に違反し、米国政府を無視する「罪」を犯したといった「世論」を作り上げることで、米国政府および関係機関に法輪功への支持を中断させ、最終的に米国から法輪功を排除することの実現を目指す。

 3.神韻、大紀元、および法輪功の「重要人物」や「目標人物」に対する攻撃と誹謗中傷をさらに強化し、引き続き中共の特殊工作員と新たな対外宣伝資源を動員して海外での攻撃行動に参加させ、海外の法輪功団体の内部関係を攪乱・分裂させること。具体的にどう動くべきかは各地(特殊工作員と特殊組織を指す)に任せるが、相互に矛盾しないよう注意すること。

 4.潜伏しているすべての人員(中共工作員)を動員し、海外にいる法輪功学習者に対する「脱輪計画」(中共の用語で、法輪功の修煉を放棄するよう強制・誘導することであり、中国国内における暴力的な洗脳や「転向」の目標と同じである)を続行すること。海外の華人商会で救済基金を設けるか、あるいはいわゆる「クリーンな背景」を持つ第三者を通して、法輪功の修煉を放棄したすべての元法輪功学習者に経済的支援を含む援助を提供し、脱輪の成功率を上げること。さらに、修煉を放棄したすべての元法輪功学習者を利用して、法輪功内部のいわゆる「闇の秘密」をでっち上げて暴露すること。

 5.高位の特別諜報員(中共の上級工作員)を動員し、選定した法輪功および大紀元の高層人物に対して「攻撃作戦」(攻撃および誹謗中傷)を実行させ、1〜2名の法輪功の中心的な人物を引き込み、肝心な時に法輪功に反旗を翻させることで、法輪功とその支持者である米国高官に「致命的な一撃」を与えることを狙う。

 6. 主な目標は、トランプが大統領に就任する前に、法輪功と米国の関係を全力で破壊すること。米国から法輪功を排除できればベストだが、最低限の目標は、トランプと法輪功の関係および可能性のある協力を妨害することである。

 中共中央政法委員会の委員で、現国家安全部長である陳一新(1959年9月1日生まれ、男性、漢民族、浙江省泰順市出身)の計画は、中共の最高指導層の支持を得ている。国家安全部および公安部は、この作戦に協力するための努力を強化している。

 中共上層部は米国からの制裁を非常に恐れており、法輪功が中共上層部の犯した重大な犯罪に関する証拠を持っていることを知っているため、海外の大紀元や神韻などの重要人物への集中攻撃の後、最終的には法輪功創始者を攻撃するとしている。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/12/486054.html
 
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