広東省の85歳の姚静嬌さん 迫害により重体で搬送される
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 【明慧日本2024年12月21日】広東省揭陽市(けいようし)在住の法輪功学習者・姚静嬌さん(85歳女性)は、法輪功を実践したため、2022年11月、地元の裁判所に懲役3年の不当判決を言い渡された。2023年7月初めに広東省女子留置場に連行された。2024年10月25日に救急車で広東省掲陽市の故郷に搬送された。本稿執筆時点では姚さんはまだ集中治療室にいる。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の詳細

 2020年6月14日の午後、姚さんを含む9人の法輪功学習者たちが民家で『轉法輪』という法輪大法の主要な書籍を集団で読んでいると、揭陽市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に囲まれ、連行された。

 警官は姚さんの家を不当に捜索し、多くの現金を押収し、それをいわゆる証拠とした。実際、姚さんの家は商売をしており、現金を持っているのは当然のことである。姚さんは、不当に1日拘留された後、「保釈」で帰宅した。

 榕城区国保は、2021年6月10日と2022年4月25日の2回、姚さんの「保釈」を延長した。揭東区検察庁は2022年4月22日に姚さんを不当に起訴した。2022年8月、姚さんは揭東区裁判所で不当に審理され、3年の懲役と3万元の罰金を科せられた。

 2023年5月5日、榕城区国保の警官が姚さんを自宅から連れ出し、健康診断を受けさせた。医者は高血圧であることを指摘したが、榕城区国保の警官は姚さんを帰宅させず、直接、揭東区拘置所に不当に拘禁した。2023年7月初め、姚さんは連行され、揭東拘置所から広東省女子刑務所に拘禁された。

 刑務所の看守は姚さんに、姚さんの意に反して法輪功を放棄し非難する様々な声明文を書くよう強制し、それが姚さんの既存の健康状態をさらに悪化させた。

 姚さんが危篤状態になったため、刑務所は救急車を呼び、2024年10月25日に姚さんを掲陽市に搬送した。刑務所は姚さんの家族に対し、姚さんの残りの拘禁期間は刑務所外での執行とになると伝えた。姚さんの家族は、地元の法輪功学習者と連絡を取らないよう脅迫された。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/30/484484.html
 
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