フランス東部の都市で迫害の実態伝える 観光客は法輪功を支持
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 【明慧日本2024年12月18日】(フランス=明慧記者・周文英)世界人権デーに際して、フランスの法輪功学習者(以下、学習者)は12月7日と8日、フランス東部のストラスブール市中心部で、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を伝え、迫害に反対する署名活動を行った。

 ちょうどクリスマスマーケットが開かれている時期で、人通りが非常に多くなっている。2日間にわたり、ストラスブールの駅前広場、オーステルリッツ広場、およびコルボー広場にそれぞれブースを設置した。学習者による功法実演と腰太鼓のパフォーマンスは、多くの観光客や市民の注目を集め、立ち止まって迫害の実態について詳しく尋ねた。

 学習者が「真・善・忍」を実践していることを理由に中共の迫害を受け、さらには学習者から生体臓器収奪されていると知った人々は、心を痛め、怒りを感じた。そして迫害に反対して次々と署名をした。

 マルセイユから訪れたフランス人女性は、署名した後、「ここに来て私たちに迫害の事実を伝えてくれてありがとう。あなたたちのしていることはとても重要です。どうかこれからも続けてください」と話した。また、ある観光客は、「あなたたちの抗議は正しいことです。続けてください。私たちはフランス人に生まれたことを幸運に思います」と言った。さらに、あるキリスト教徒は、「私はあなたたちのために祈ります!」と話した。

'图1~5:二零二四年十二月七日和八日,法轮功学员在法国东部斯特拉斯堡市中心火车站广场进行了讲<span class='voca' kid='62'><span class='voca' kid='62'>真相</span></span>和征集签字反对中共迫害的活动。'
12月7日と8日、フランス東部ストラスブール市中心部の駅前広場で行われた活動
'图6~8:在斯特拉斯堡市中心火车站广场,人们在反迫害征签表上签字。'
ストラスブール中心部の駅前広場で迫害に反対して署名する人々

 「私たちはできる限り人々の意識を高める必要がある」

 クロティルド・ヴェロン医師は癌の専門家であり、国際アムネスティの医療部門で勤務した経験を持ち、常に基本的な権利の尊重を訴え続けている。

 ヴェロン医師は、世界規模で人間の基本的な権利が侵害されていると考えている。彼女は、「人々の意識を高める必要があります、それはとても重要です。私が見た功法の実演は、多くの人々にとって計り知れないほど奥深く、これは単なる民俗であり、その最終的な目的は人々の注意を引きつけることです」と述べた。

 ヴェロン医師は続けて、「私たちはこれが中国の芸術表現であることをはっきりと見て取れます。そうであれば、これはとてもよくできており、非常に素晴らしいです。しかし、私たちはそのパフォーマンスの背後にある、どのようなメッセージを伝えようとしているのかを認識しなければなりません」と語った。

 ヴィロン医師は、このような個人修養や身体を健康にすることがなぜ弾圧されるのかと考えた。彼女は資料を読んで理解した。それは当時、7000万人が法輪功を修煉しており、その人数はほぼ共産党員の人数を超えていたためである。したがって、共産党はそれに耐えられなかったからだという。

 ヴィロン医師は最後に、「人々の生存権が完全に奪われたとき、それは非常に深刻な状況です。私たちはできるだけ人々の意識を高める必要があります。なぜなら、人々が事実を知れば知るほど、行動を起こしたいという欲求が強くなるからです」と語った。

 中共のやっていることは言語道断だ

 アルノさんは、ある民間企業で働いている。彼は学習者と長い時間話し、パネル資料に書かれていた中共の過去60年の簡単な歴史を読んだ。彼は、「中共の行動は吐き気がするほど極めて残酷で暗黒的です。彼らが人類に対して行ってきたことは、許しがたいことです」と言った。

 法輪大法(法輪功ともいう)の修煉は「真、善、忍」を基準にしている。アルノさんは、これらがとても素晴らしい価値観であり、すべての人々、人類が良い気分を感じることができるもので、非常に素晴らしい修行方法だと思います。これらがあれば、人々はすべての対立を減らし、さらには停止させることができるという。彼は、「中共はこれらを根絶しようとしているのか? さらには消滅させようとしているのか? 最終的には、彼ら自身を破滅してしまうのです」と語った。

'图9~14:二零二四年十二月七日和八日,法轮功学员在斯特拉斯堡市中心奥斯特利茨广场进行了弘法、讲真相和征集反迫害签名的活动。'
12月7日と8日ストラスブール中心部アウステルリッツ広場での活動

 アドリアンさんはオーストリッツ広場で学習者に出会った。彼は、中国では1億人が信仰のために完全に抑圧されていることを知り、非常に驚いた。彼は、すべての中国人が無神論者で、宗教を信じていないと思っていた。しかし、今、中国に法輪功という信仰があり、それが多くの人々に愛され、追随されていることを知って、とても嬉しく思ったという。

 彼は、「私は共産主義が好きではありません、それは邪悪の根源です。学習者たちが中共による法輪功迫害の事実を人々に明らかにし、そのために尽力し、犠牲を払っていることを知り、とても安心しました」と語った。

'图15~17:二零二四年十二月七日和八日,法轮功学员在斯特拉斯堡市中心科尔博广场进行了法轮功功法演示和征集签名的活动。'
12月7日と8日ストラスブール中心部のコルボー広場で行われた活動

 看護師:私はいつかこの状況が変わることを願う

 ジョハンナ・テストンさんは看護師である。コールボ広場で学習者に出会った彼女は、「私は、世界には今も多くの誤りや恐ろしいことが存在していると思います。人々はこれらの問題を認識しているものの、あまり行動を起こしていない。中国をはじめ、他の国々でも、収容所は依然として存在しています。2024年になって、人々は十分に賢くなり、科学も進歩しています。(強制)臓器収奪のようなことはもう起こるべきではありませんが、ある人々がそれを利用しているのでしょう。人々はこうしたことが起きるのを容認しているのは恥ずべきことです。私はいつか、このすべてが変わることを願っています」と述べた。

 ザイヤさんは生活支援者として高齢者の食事や生活のサポートをしている。中共の生体臓器収奪を聞いた彼女は大きなショックを受けた。そして「私は臓器売買に反対します。これは非人道的で、人間を利用することができるなんて信じられません。私にとって、臓器売買は人間としての行為ではなく、常識を超えていて、本当に恐ろしいことです。大人でも子供でも迫害されているのを見ると胸が痛みます。愛する人を失う痛みと心の傷を癒すのはとても難しいです。それは本当に辛いことです。私は彼らが勇気を持てるよう祈ります。特に、神が彼らと共にあることを願っています」と語った。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/13/486063.html
 
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