ドイツ政府信教の自由担当委員 国際人権デーに法輪功への声援を表明
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 【明慧日本2024年12月25日】2024年12月10日の国際人権デーに際して、ドイツ連邦政府の宗教および信仰の自由担当委員であり、ドイツ連邦首相オラフ・ショルツ氏が所属する社会民主党の連邦議員で、同党議会ドイツ国会人権委員会における人権問題の報道官を長年務めるフランク・シュヴァーベ氏は、ドイツ連邦政府の公式ウェブサイトおよびソーシャルメディアで声明を発表した。この声明は、法輪功を支持し、中国で依然として中国共産党(以下、中共)による大規模な迫害を受けている法輪功学習者(以下、学習者)に対する声援を示した。

图1:德国联邦政府宗教与信仰自由专员施瓦博先生于二零二四年国际人权日发布的声明(全文)

2024年の国際人権デーに際して、ドイツ連邦政府信教の自由担当委員フランク・シュヴァーベ氏が発表した声明(全文)

 シュヴァーベ氏は声明の中で、「人々はいまだに宗教や信条を理由に差別され、迫害され、虐待されています。 中国では、法輪功学習者のような宗教的少数派も集団弾圧を受けています。その一例として、法輪功学習者の丁元徳氏を挙げたいと思います。彼は長い間不当に監禁されています」と述べた。

 同氏は声明文の最後に、「私たちの使命は、世界中で信教の自由を実現し、迫害に注意を喚起し、迫害されている人々の声を代弁することです」と語った。

 同氏は2023年7月27日に、ドイツ政府の公式ウェブサイトで、学習者の平和的な反迫害活動が24周年を迎えたことを支持する声明が掲載された。

图2:德国联邦政府宗教与信仰自由专员施瓦博先生于二零二三年发布的支持信(全文)

ドイツ連邦政府宗教および信教の自由担当委員であるシュヴァーボ氏が2023年に発表した法輪功への支持声明(全文)

 シュヴァーベ氏は、2023年に発表した声明文の中で次のように述べている。「法輪大法(法輪功ともいう)の修煉者は24年以上にわたり大規模な迫害を受けています。私たちは彼らに対し、最も深い同情と支持を表明します。『真・善・忍』を基礎とする精神的な(修煉)団体として、法輪大法は中国(中共)当局にとって明らかに巨大な脅威とみなされています」

 「今日に至るまで、中国(中共)当局は、人権侵害、嫌がらせ、不当拘留、いわゆる再教育措置に関する報道に否定することができず、また反論していません」

 「さらに、中共は拘束された法輪大法の修煉者から臓器を違法に摘出しており、その残虐さは想像を絶します。この事実に私は深い悲しみを覚えます」

 「私は改めて中国(中共)政府に対し、国際法を遵守し、人権を保護するよう求めます。それには、宗教や信仰の自由を信じる権利の保障が含まれます。また、中国における臓器の提供および移植の状況を透明化し、国際社会が裁判や刑務所の状況を自由に把握できるようにすることを求めます。これこそが、これらの深刻な告発を解決する唯一の方法です」

 「私たちは決して忘れてはなりません。宗教、信仰、そして精神的信念を自由に実践することは基本的人権であり、自由で公正な社会にとって欠かせないものです。また、世界各地で多くの人々が、自らの信仰や宗教、または信仰の自由を守る姿勢によって迫害を受けていることにも目を向けるべきです」

 「今日、私たちは彼らを共に追悼し、宗教や信仰の自由、人権、そして言論の自由が尊重される世界を築くために尽力しましょう。法輪功学習者の経験が、より自由な社会の実現に向けて私たちを勇気づけ、恐れず努力する原動力となることを願います」

 「どうか信じてください。私は引き続き皆様にサービスを提供し、皆様と共に宗教、精神、そして信仰の自由を守るために戦い続けます」

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/21/486519.html
 
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