【明慧日本2024年12月31日】湖北省武漢市の法輪功学習者・秦秀娟さん(69歳女性)は「真・善・忍」の信条を堅持し、法輪功の真実を伝えたとして、2024年に漢陽裁判所から懲役3年4カ月の不当判決を宣告された。現在、武漢女子刑務所第10監獄区に拘禁されている。これは秦さんにとって2度目の判決である。最近、秦さんが法輪功を堅持しているため、刑務所側は秦さんと家族との面会を許可せず、秦さんに、基本的な生活必需品の購入を制限していることがわかった。
河北省唐山市印染工場を定年退職した秦さんは、1996年に法輪功を学び始めた。その後、心臓病、胃腸病、腰椎椎間板ヘルニアが治り、それ以来病気と無縁になった。秦さんは法輪功にとても感謝している。
1999年7.20、中国共産党(以下、中共)が法輪功への迫害を開始した後、法輪功の恩恵を受けた秦さんは法輪功を学び続け、法輪功が迫害されている真実を人々に伝えた。そのため、何度も中共当局から迫害を受け、2度も不当判決を受けた。
1999年7月22日、秦さんは法輪功への迫害停止を求め、北京に行ったため、唐山市の「610弁公室」の命令で、印染工場で15日間拘留された。2000年の正月の間、秦さんは、唐山市洗脳班に連行され20日間迫害を受けた。2001年、秦さんは再び唐山市洗脳班に入れられ2カ月間迫害を受けた。2000年~2003年まで、休日、祭日になると、唐山市「610弁公室」は、印染工場の関係者に秦さんの自由を制限するよう指示し、秦さんは自宅に監禁されたり、工場に監禁されたりした。印染工場の李玉順は部下を連れて何度も秦さんの自宅に行き、嫌がらせをした。
秦さんはその後、孫の世話をするため、武漢に住んでいる息子の家に行った。2012年2月、唐山市「610弁公室」の命令で、武漢市青山区武東派出所の警官が秦さんの息子の家に押し入り、秦さんを連行して家宅捜索し、法輪功関連書籍、ノートパソコン、プリンター、ディスクドライブなどの私物を押収した。2012年12月12日、秦さんは武漢青山区裁判所から懲役3年6カ月の判決を言い渡された。武漢女子刑務所で、秦さんは様々な拷問を受け、髪の毛が真っ白になり、手足が痙攣し、身体に大きな苦痛を受けた。
2023年2月3日午後、武漢軌道交通管理公安局三金潭派出所の警官5、6人が秦さんの家に押し入り、秦さんが1月30日に漢口の地下鉄駅で「法輪大法は素晴らしい」と書かれたステッカーを貼っているところを通報されたため、警官らは秦さんを連行し、家宅捜索をした。警官らは令状もなく秦さんを留置場に送り、秦さんの息子と嫁が他の地方で働いているため、5歳の孫娘1人を家に放置させた。警官は2日後、家族に秦さんの逮捕状を送った。2月末、三金潭派出所の警官は秦さんに濡れ衣を着せ、武漢市漢陽区検察院に送検した。その後、秦さんは漢陽区裁判所に起訴された。
2024年1月29日、秦さんは武漢市漢陽区裁判所で裁判を受けた。家族が雇った弁護士が法律に基づいて秦さんの無実を弁護したが、4月上旬、秦さんは武漢漢陽区裁判所から懲役3年4カ月、罰金4000元(約9万円)の判決を下された。秦さんはすぐに控訴した。8月、中級裁判所に原判決維持という結果を出された秦さんは、武漢女子刑務所に送られ、拘禁されたという。