名古屋で法輪功に出会い中国人が三退を選択
■ 印刷版
 

 【明慧日本2025年1月31日】中部地方の法輪功学習者(以下、学習者)は、1月11日(土曜日)から13日(月曜日)にかけて、名古屋市中心部の久屋大通公園周辺で、法輪功が迫害されている実態を伝える活動を行った。学習者たちは、法輪功が迫害されている実態を人々に伝え、中国共産党(以下、中共)が行っている人権侵害の事実を明らかにし、法輪功に関する資料を配布して通りかかる中国人に対して三退を呼びかけた。

 活動期間中、学習者たちは日本語、中国語、英語で書かれた「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍」「法輪大法は世界中に広まっている」「SOS 法輪功への迫害を停止せよ」「中共は学習者への生体臓器強制収奪を直ちに停止せよ」などの横断幕を掲げた。

'图1~2:二零二五年一月十一日至十三日,法轮功学员们在名古屋市久屋大通公园附近打出的横幅内容'

1月11日から13日にかけて名古屋市久屋大通公園周辺で学習者たちが掲げた横断幕

'图3:二零二五年一月十一日至十三日期间,法轮功学员们在向行人(中)讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>时的情景'

1月11日から13日の期間に学習者たちは通行人(中央)に法輪功が迫害されている実態を伝えた

'图4:二零二五年一月十一日,法轮功学员在向行人(右)讲真相时的情景'

1月11日学習者が通行人(右)に中共による法輪功迫害の実態を伝えている様子

 11日から13日までの3日間、名古屋の中国領事館と中国を支持する人々が久屋大通公園で春節祭を開催していたため、多くの在日中国人や中国文化に興味のある日本人、そして外国人観光客が訪れた。その中で、学習者たちが掲げた横断幕を見て、法輪功に関する資料を受け取る人たちもいた。さらに、学習者から三退を呼びかけられ、その内容を理解した中国人の中には、実際に三退をした人もいた。

 中国で迫害されている法輪功への人権侵害に関する事実を伝える3日間の活動を通して、学習者たちは、法輪功が迫害されている実態を知っている人がますます増えていることを実感した。特に、法輪功が中国で不当に弾圧されていることを理解している日本人の年配の男性は自ら進んで学習者と一緒に通行人に法輪功の資料を配布したこと、そして、中国で法輪功が不当に迫害されているという事実を知っている警官が、寒い中で活動していた学習者たちに温かい飲み物をたくさん持ってきてくれたことに、学習者たちは深く感動した。

 市民からの応援「諦めずに頑張ってください!」

 活動初日、市川さんという70歳前後の男性が通りかかり、自分は台湾人とのハーフだと話した。

 学習者が、通行人に法輪功に関する資料を手渡したところ、その中のひとりの市川さんは法輪功のことをよく知っていた。市川さんは「法輪功のことは、私たち日本人の多くが知っています。中国には自由がないし、共産党は悪魔のようなものだ」と語った。学習者が法輪功のことをどうやって知ったのかを尋ねると、市川さんは「以前台湾に行った時に『共産党についての九つの論評』という本を読んだからです』と答えた。さらに、市川さんは法輪功の資料をいくつか受け取り、他の通行人に配る手伝いを始めた。日本語があまり得意でない学習者に、日本人にもっと受け入れられやすい方法で資料を渡すコツを学習者に教えるなど、積極的に協力した。短い時間であったが、市川さんは5、6枚の資料を配り終え、最後に学習者たちを励ましながらその場を後にした。

 活動2日目、学習者は、中華文化をとても愛しているように見える60代の日本人男性と出会った。男性は、横断幕のそばで資料を配っていた学習者と長い間、話をした。

 男性は中国の歴史について非常に詳しく、昔は中国はとても良い国だったけれど共産党が政権を握ってからどんどん悪くなった、日本の政界や経済界も中国政府の影響を大きく受けていて心配だと語った。男性はインターネットで中国の人権侵害について多くのことを知り、日本人の中には中国に行って臓器移植を受けている人もいることを知っていた。法輪功への迫害についても深く同情し、学習者に「これからも頑張ってください! 応援しています!」と激励の言葉を贈った。

 活動中に、中国語を勉強している多くの日本人と出会った。彼らに中国で学習者が強制的に臓器を収奪されていることを伝えると、皆とても驚き、怒りを露わにした。中には、「中国共産党がいる限り、この世に平和はありません。私たちもみなさんを応援しています」と励ましの言葉を掛ける人もいた。

 外国人観光客:「インターネットで法輪功について調べてみます」

 活動期間中、学習者たちは多くの外国人と出会った。そして、グルジアから来たという2人の若者と話す機会があった。彼らは法輪功の資料を受け取ったが、法輪功についてよく知らなかったため、学習者は法輪功について説明した。

 学習者はグルジアから来た2人の若者に「法輪功は法輪大法とも呼ばれ、真・善・忍の原則に基づいて心身を修養します。健康にも良く、現在では世界100カ国以上で広まっています。しかし、中国では迫害を受けているんです」と説明した。2人の若者の内の若い男性が「なぜ中国で迫害されているのですか?」と質問した。学習者はその質問に答え、法輪功がなぜ迫害されているのかを説明した。そして、法輪功のウェブサイトを教えると、若い男性は「法輪功についてもっと調べてみます」と興味を示した。

 また、1人の西洋人の男性が通りかかった。西洋人男性は学習者から法輪功が迫害されている実態を日本語で説明している資料を受け取ると、じっくりと読み、そして学習者に向かって親指を立てて賛同の意思を示した。

 中国の観光客が海外の自由な状態に感心した

 法輪功を広め、法輪功が迫害されている実態を伝える3日間の活動の中で、学習者たちは多くの中国人と出会った。その中には、日本に長年住んでいる日系中国人、日本で働いている中国人、留学中の中国人、そして観光で来日した中国人など、様々な中国人がいた。

 学習者たちが掲げた「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍」「SOS 法輪功への迫害を停止せよ」などの中国語、英語、日本語で書かれた横断幕は非常によく目立ち、遠くからでもはっきりと見ることができた。

 活動初日、学習者が横断幕の前で資料を配っていたところ、横断幕の近くで写真を撮っている家族連れに気づいた。そこで、学習者はその家族のために写真を撮ることを申し出た。家族は喜んで学習者に頼み「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍」と書かれた横断幕を背景に家族写真を撮った。

 話をする中で、その家族は日本への旅行者だと分かった。偶然に横断幕の前を通りかかり「このような光景は、中国では想像もできません。やはり海外は自由ですね!」と家族は語った。

 活動2日目の日曜日は、街を行き交う人々で賑わった。50代の男性2人が通りかかり、中国東北地方出身とのことであった。学習者は男性2人に三退を勧めた。そのうち1人の男性は、すでに中国国内で三退を済ませている、と語った。もう一人の男性は学習者の説得を受け、その場で少年先鋒隊からの脱退すると言った。すでに中国国内で三退を済ませていた男性は、学習者たちが掲げている横断幕を見ると、街頭で「法輪大法は素晴らしい! 法輪大法は本当に素晴らしい!」と大声で叫んだ。

 在日中国人:「頑張ってください! きっと成功しますよ!」

 今回の3日間の活動中、学習者たちは法輪功が中国で迫害されているという事実を伝える資料を配布するかたわら、中国出身の人々に対して「幸福を天から賜る」「ご存知ですか?」「共産党についての九つの論評』などの中国語の資料も配布し、三退の重要性を伝え、三退を勧めた。法輪功が迫害されている実態を知った縁のある人々が毎日、三退をした。

 ある時、学習者は中国から来た女性に中共による法輪功への迫害がいかに残虐であるかを伝え、三退を勧めた。学習者は中共の邪悪さや、天安門焼身自殺事件が偽りであること、法輪功を修煉する人はみな良い人であることを伝え、女性は学習者の説明を受け入れた。学習者が女性に党や共青団、少年先鋒隊に入ったことがあるかどうかを尋ねると、彼女は共産党員であると答えた。そこで、学習者は女性に仮名を付け、女性は脱党に同意した。女性は「真・善・忍はとても良いですね」と語った。

 学習者はその女性に、中国に戻ったら家族のために三退の手続きをするように、ということを伝え、その方法も教えた。女性はとても喜び、家族はみな共産党員なので帰国したら家族全員を脱退させる、と語った。

 学習者が1人の留学生に中共による人権侵害について伝えると、その留学生は「すべて分かっています。中共の邪悪さは知っています」と語り、以前加入した少年先鋒隊からの脱退に同意した。

 ある学習者が1人の男の子に中共による学習者への迫害について伝えたところ、その男の子は長い間話を聞いていた。学習者は、中国人がかつては天地を敬い、徳を積み、善い行いをしていたのに、中共が暴力で政権を握ってから道徳が低下したことや、文化大革命から天安門事件、そして中共による学習者への迫害などについて伝えた。男の子は、学習者の話はすべて正しいと認識し、賛同の意を示し、少年先鋒隊からの脱退に同意した。そして、「帰国したら法輪功について調べてみます」と語った。

 活動期間中、学習者たちは法輪功について紹介する日本語と英語の資料を配布するかたわら、中国出身の人々に向けた「幸福を天から賜る」などの中国語による資料も多数用意した。「幸福を天から賜る」をはじめとする中国出身の人々に向けた資料は、多くの中国人観光客が中国における法輪功への迫害について聞いた後に受け取り、中には「持ち帰ってじっくり読みたい」とわざわざ資料を求めに来る人もいた。また、学習者に感謝の言葉を伝え「頑張ってください。寒いのでお体に気を付けて」と声をかける中国人観光客もいた。

 ある70代の学習者は横断幕のそばで何人かの中国人と出会った。その学習者は中国人が通りかかるとすぐに近づき、法輪功が迫害されている実態を伝えた。そして、通りかかった中国人の内の1人で、身なりがきちんとした女性に「こんにちは、『幸福を天から賜る』という資料を差し上げますので、ご覧になってください」と言った。しかし、その女性は手を振って断り「私は日本に来て30年になりますから」と言った。そして「皆さん、頑張ってください。きっと成功しますよ!」と励ました。学習者は「では、こちらの小冊子(『ご存知ですか?』)を差し上げますので、後でご覧になってください。千里の道も一歩から、万巻の書も一読から(訳注:どんなに困難な道のりでも、まずは小さな一歩から始めなければ達成できない)と言います。真実は必ず明らかになります」と言った。すると、女性は年配の学習者から小冊子を受け取り、バッグにしまった。そして再び「皆さん、頑張ってください。きっと成功しますよ!」と言った。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/28/489573.html
 
関連文章