吉林省四平市の許静波さん 3度目の判決を下される
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 【明慧日本2025年2月13日】吉林省四平市の法輪功学習者・許静波さんは、昨年4月に連行された。四平市伊通県裁判所によって、2024年末から2025年初めにかけて、懲役5年6カ月の実刑判決を言い渡された許さんは、判決を不服として控訴した。許さんは現在も四平市拘置所に拘留された。許さんが中国共産党当局の裁判所から不当判決を受けたのは今回で3回目である。

 明慧ネットの報道によると、2009年4月中旬、許さんと夫の袁洪彪さんは、自宅に押し入った警官に連行されたが、小学生の娘を1人残した。その後、四平市鉄西区裁判所は、袁さんに懲役6年の判決を言い渡し、公主嶺刑務所に拘禁し、許さんに懲役5年の判決を下し、吉林省女子刑務所に収容した。2人はそれぞれ2015年4月13日、2014年4月14日に帰宅した。

 2016年1月30日午後3時ごろ、許さんは鉄西区衛校路で人に法輪功が迫害されている事実を伝え、法輪功の資料を配ったため、鉄西区英雄街派出所と鉄西区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官によって、連行され、2月2日四平市拘拘置所に移送された。2016年 8月末、或いは9月初め頃、許さんは鉄西検察庁によって不当に起訴され、鉄西裁判所に連行された。同年10月20日、鉄西区裁判所は許さんを裁判にかけ、12月5日、許さんに不当に懲役4年6カ月の判決を言い渡した。2017年4月、許さんは吉林省女子刑務所に送られ拘禁された。

 2024年4月22日、四平市鉄東区成東郷派出所の警官2人が許さんの自宅を押し入り、家宅捜索し、法輪功書籍5、6冊、タブレット1台、メモリカード数枚、USB5、6つを押収した。警官は許さんを連行し、西平市留置場に拘禁した。許さんの夫・袁さんも同時に警官に連行されたという(その後の情報は不明)。

 警官は許さんの家族に連行のことを知らせず、許さんに対する逮捕令状が出たとき、やっと家族に知らせた。2024年末から今年初めにかけて、家族は色々なところを尋ねて調べた結果、許さんは伊通県裁判所から懲役5年6カ月の実刑を言い渡されたことを知ったという。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/26/489262.html
 
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