錦州市の周麗娜さん 司法当局に濡れ衣を着せられ、約380万円の貯金を奪われた
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 【明慧日本2025年3月7日】遼寧省錦州市の法輪功学習者、周麗娜さんは、2024年8月に地元警察により連行され、現在まで5カ月以上が経過している。現在、周さんは凌海市検察庁に起訴されていると報じられている。情報によると、警察は周さん宅を捜索した際、家から19万元(約380万円)の貯金を奪い、未だに返還されていないという。

 周さんは錦州市北鎮市に住んでおり、年齢は不詳。2024年8月21日、錦州太和分局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官と太和区大薛派出所の警官に追跡され、連行されて家宅捜索を受けた。翌22日、周さんは留置場に収容された。情報によると、その時、周さんは血小板の低下症状が現れており、収容時の健康診断で基準に達していなかったが、それにもかかわらず留置場は周さんを収容した。

 太和分局の警官が家宅捜索を行った際、周さんの家から現金11万5千元と、2つの預金通帳(1つは5万元以上、もう1つは3万元以上)を奪い、合計で19万元以上を持ち去った。警官は周さんに対して、これらのお金が何に使うのかと尋ねた。周さんは、自分が10年以上にわたり衣類販売や理髪店の経営、またはアルバイトで稼いだもので、家を購入するために準備していたと答えた。

 周さんは農村の戸籍で、家もなく、将来的には年金もない。十数年も懸命に働いて得たこのお金は、自分と家族にとって今後の生活の唯一の資産であった。しかし、現在まで半年近く経過しても、これらのお金は周さんの家族に返還されていない。

 また、周さんと同時に連行された法輪功学習者、苗建国さんもおり、現在2人は凌海市検察庁に起訴されている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/13/490702.html
 
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