【明慧日本2025年3月22日】山東省龍口市在住の法輪功学習者・尹(伊)向陽さん(76歳男性)は、法輪功を実践したため、2025年3月5日の朝、新嘉派出所の警官に不当連行された。後に、尹さんは龍口市留置場に拘禁された。現在、尹さんは迫害に抗議して拘置所でハンガーストライキを行っている。
法輪功(ファールンゴン) は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。尹さんは子供の頃から体調不良に悩まされ、特に腹痛に悩まされていた。成長するにつれて、不眠症、腸炎、気管支炎を患うようになった。妻である呉曼萍さん(法輪功学習者)は腎臓、肝臓、肺に問題を抱えていた。1999 年の初め、尹さん夫婦は法輪功を実践してから、すぐに2人とも健康状態が改善した。
過去に受けた迫害
1999年年10月6日、尹さんと妻は法輪功を修煉する権利を求めて北京へ向かった。2人は拘置所に拘留された。尹さんは暴行を受け、前歯を失った。
尹さんは2005年1月に山東省刑務所で懲役5年の不当判決を宣告された。看守らは尹さんから睡眠を奪い、トイレの使用を禁じ、辛い水を無理やり飲ませ、歯ブラシを尹さんの指の間に挟み込んだ。看守らは3週間以上にわたり、尹さんに毎日19時間しゃがみこむことを強制した。刑務所長は囚人たちに、尹さんを24時間しゃがませるよう命じた。囚人たちは尹さんを罵り、全身に針を刺した。約100時間にわたる拷問の後、尹さんの顔と手を除く全身はひどい打撲傷を負い、左腕と大腿骨は骨折し、自力で起き上がることもできず、トイレを使うのにも助けが必要だった。
尹さんは2014年3月10日に龍港派出所の警官に不当連行され、龍口市留置場に15日間拘留された。警察は尹さんのバイクと200元以上の現金を押収した。
2014年8月24日、尹さんは東莱派出所の警官に再び連行され、龍口市留置場に拘禁された。その後、尹さんは山東省男子刑務所で懲役5年の判決を宣告された。
2014年10月27日、呉さんは龍口市市役所前で抗議活動を行い、尹さんを救出しようとした。呉さんは新嘉派出所の警官に連行され、煙台拘置所に拘禁され、無給労働を強制された。呉さんはその後、山東省女子刑務所に拘禁された。呉さんは2018年2月に釈放された。
明慧ネットは関係者に尹さんに関する情報提供を求めている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)