吉林省遼源市の李文さんに懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2025年3月24日】吉林省遼源市の法輪功学習者・李文さんは2024年9月19日、市の警官に連行されて拘禁された。2025年3月上旬の情報によると、李さんは遼源裁判所に懲役4年の不当判決を宣告され、2月25日に吉林省第二刑務所に送られたという。

 李さんは今回、2度目の投獄となる。李さんと妻・李玉秋さんは、2009年にも遼源市龍山裁判所に懲役4年を宣告されたことがある。

 李さんは遼源市の中国人民銀行の元職員である。法輪功を学んでから「真・善・忍」の教えに従い、心身共に健康になった。

 2008年5月12日、遼源市の警官は、李さん夫妻の家の電気を止めて、テープでドアを封じ、入り口に監視カメラを設置し、マンションの階下で1カ月間見張ってからドアを開けさせた。ドアを開けないと、侵入すると脅迫した。その後、警官は家にあった現金7000元(約14万円)、残高2万元(約40万円)の通帳、パソコン2台、プリンター5台、法輪功の関連書籍、MP3などの私物を押収した。

 李さん夫妻は長年拘禁され、食事も与えられず、体が衰弱してきたので、医療仮釈放された。迫害から逃れるため、2人は放浪生活を余儀なくされ、山西省太原市のある店で掃除の仕事をしながら生活を維持していた。一方、遼源市公安局はネットで李さん夫妻を指名手配した。

 2009年3月6日午前、遼源市の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官・高玉昇など、太原市北路派出所の警官は李玉秋さんのアルバイト先で本人を連行した。李文さんは貸家で別の警官らに連行され、現金5000元(約10万円)、ノートパソコンなどは押収された。2人は太原市留置場で2日間拘留され、その後、遼源市留置場に送られた。

 同年6月5日、李さん2人は遼源市留置場で秘密裏に裁判を開廷され、6月24日に龍山区裁判所に懲役4年を宣告された。李玉秋さんは9月15日、吉林省女子刑務所、李文さんは9月17日に四平刑務所(石嶺刑務所とも呼ばれる)に拘禁されていた。

 四平刑務所は、次のような様々な拷問手段を使って学習者に法輪功の信念を放棄させようとした。殴打、平手打ち、吊し上げ、小屋に閉じ込める、木の棒、ゴムの棒、板、鉄棒、ベルト、プラスチックの管などで殴る、電気棒でのショック、睾丸をつねる、性器を引っ張る、ブラシやほうきを肛門に挿入、唐辛子やワサビなどを強制的に食べさせるなど々です。

 2012年5月中旬、四平刑務所は学習者を洗脳し「転向」を強いた。李文さん、邵昌普さん、石国良さんは特に激しい迫害を受けた。李文さんは警官・王鶴順と李成に電気棒で電撃され、受刑者に睡眠を妨害された。

'酷刑演示:电棍电击'

拷問の実演:電撃

 2012年7月6日午前、警官・李軍が石国良さんに手錠をかけ、監獄区長・周継佳が処刑を監督した。受刑者・顔徳全と鄭偉は、石国良さんを地面に押さえつけ、李成は2本の電気棒で石国良さんの肋骨と足に電流を流した。強力な電流の衝撃で、石国良さんは全身を痙攣させ、筋肉を痙攣させ、舌を噛み切ってしまうところだったが、それでも、周継嘉は厳しく殴り続けた。昼11時ごろ、受刑者・鄭偉は再び石国良さんと李文さんを殴りに行った。その日の夜8時、石国良さんは四平市病院に送られ、そこで舌を9針縫った。

 2024年9月19日、李文さんは再び遼源市警察に連行されて家宅捜索を受けた。李文さんは拘束されて濡れ衣を着せられ、遼源裁判所から懲役4年の不当判決を受けた後、2025年2月25日、吉林市にある吉林省第二刑務所に移送され、迫害され続けた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/3/14/491633.html
 
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