【明慧日本2025年4月8日】(山東省=明慧記者)山東省東営市利津県第二中学校の教師で、法輪功学習者である高振秀さん(50代)は最近、中国共産党(以下、中共)の裁判所から懲役3年6カ月の不当な判決を言い渡された。現在、山東省女子刑務所で不当に拘禁されている。
高さんは、1999年以前に法輪功(ファールンゴン)を学び始め、熱心な働き者で、いつも他人のことを考え、誰に対しても親切にしている。中共による法輪功への迫害が始まった後、学校は法輪功を学んでいることを理由に、高さんを教職から雑務に異動させた。高さんは中共の関係者に何度も連行・拘束され、不当に労働教養を強いられ、実刑判決を宣告された。
2019年4月、高さんは善意から法輪功の良さと政府による迫害を受けている事実を生徒に伝えたところ、生徒の保護者によって李新民校長に言いつけられた。校長は高さんを利津県公安局に連行した。2020年1月、現地の裁判所は高さんに対して懲役1年の判決を下し、高さんを山東省女子刑務所に拘禁した。不当な判決は高さんの家族にも大きな傷を与えた。
高さんの家族は校長を訪ねて問いただした。校長は後悔して、高さんを釈放するために行動したが、警官は「刑務所に送るのは簡単だが、釈放するかどうかはあなたの決めることではない」と言った。
刑務所から帰った後、高さんは学校から解雇され、仕事も収入も失ったため、アルバイトに頼るしかなかった。
2024年6月頃、高さんはバスに乗っていた時に法輪功迫害の実態を話していたところ、地元の派出所の警官に連行され、15日間拘束された。その後、高さんは裁判の通知を受けた。高さんは法輪功の良さを皆に知ってもらうため、公安局、検察庁、裁判所の関係者に善を勧める手紙を送った。まもなく、高さんは働いているレストランから裁判所に連行された。最終的に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。
高さんは東営市留置場で6カ月間拘禁された後、山東省女子刑務所に移送され、現在も不当に拘禁されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)