遼寧省鞍山市の曲鵬程さんに懲役8年を宣告
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 【明慧日本2025年4月10日】遼寧省鞍山市の法輪功学習者・曲鵬程さん(60歳)は、2024年5月18日、遼陽市弓長嶺公安支局の国内安全保衛部門、鞍山市鉄東支局、鞍山市和平派出所の警官に連行され、拘束された。最近、曲さんは遼陽市灯塔裁判所から懲役8年を宣告されたことがわかった。 曲さんは控訴した。

 鞍山市立山区に在住の曲さんは、鞍山鋼鉄中型圧延工場の元従業員である。健康状態が悪かったため、1998年秋から法輪功を学び始め「真・善・忍」の基準に従って自分に要求した曲さんは、暫くして、喫煙や飲酒をやめ、病気も治った。それから、曲さんはとても親切な人になり、近所の人たちとも仲良くなり、困っている人を全力で助けていた。

 しかし、1999年7.20、中国共産党(以下、中共)が法輪功への迫害を開始した後、曲さんは20年以上放浪生活を余儀なくされ、家族が連座されないように10年以上家族と連絡を取っていなかった。その間に父親、義理の両親が相次いで亡くなった。

 2024年5月18日、曲さんと法輪功学習者・傅崇春さん(以下、学習者)は遼陽市弓長嶺公安支局の国内安全保衛部門、鞍山市鉄東支局、鞍山市和平派出所の警官によって連行された。警官らは曲さんの借家に押し入り、数時間家宅捜索し、所持品と現金を押収した。警官は曲さんを遼陽市弓長嶺公安支局に連行し、取り調べを行った後、遼陽市留置場に送った。

 同年6月20日、灯塔市検察院は曲さんと傅崇春さんに逮捕令状を出した。11月12日、灯塔市検察院は曲さんと傅崇春さんに濡れ衣を着せ、灯塔裁判所に提訴した。

 12月3日午前9時、曲さんは遼陽市灯塔裁判所で裁判を開廷された。法廷で、曲さんは迫害に抗議するため、質問に対する回答を拒否した。曲さんの弁護士は法律に基づき、曲さんの無罪を主張した。

 今年4月1日、一審の裁判長・高尚萍は、曲さんの弁護士に、曲さんは懲役8年の判決を受けたと伝えた。

 2024年の明慧ネットの報道(後の追加を含む)によると、遼寧省鞍山市地区(海城市、台安県、岫巌満族自治県を含む)で多くの学習者が迫害され、その中の1人である鞍山市海城市の学習者・孫素雲さんは迫害されて死亡した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/6/492368.html
 
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