【明慧日本2025年4月20日】フランス西部の学習者たちが4月12日の土曜日、サン・ジル・クロワ・ド・ヴィで法輪功(ファールンゴン、法輪大法ともいう)を紹介する活動を開催した。彼らはまた、中国共産党(以下、中共)が中国でどのように法輪功を迫害しているかを伝え、残虐行為を止めるための署名活動を行った。
ヴァンデ県にあるサン・ジル・クロワ・ド・ヴィは、3.5kmにわたる美しい砂浜と大きな漁港を誇る観光地、活気ある海辺のリゾートタウン。
4月12日、学習者たちはサン・ジル・クロワ・ド・ヴィで説明会を開催
到着してブースの準備を始めると、一人の若い男性が立ち止まり、中国における迫害に関する展示パネルを読み上げた。ある学習者が彼に、「私たちは、学習者に対する迫害と、国家公認による強制的な臓器収奪について人々に知らせ、長年続いた沈黙を破るための活動を開催しています」と伝えた。若い男性は「皆さんの活動は素晴らしいので、署名をします。命を救うために何かをするのは良いことです」と言った。彼はブースの準備がまだ整っていないうちに、嘆願書に署名した。
学習者が夫婦にチラシを渡し、嘆願書への署名を求めた。夫婦はすでにチラシを受け取っていると答えた。学習者は道行く人々に署名を呼びかけ続けた。すると突然、夫婦が戻ってきて、女性が「臓器売買を阻止するための嘆願書に署名します」と言い、夫と共に署名した。学習者は夫妻に、この情報を家族や友人に広め、オンライン嘆願書への署名を促してほしいと頼んだ。女性は学習者に、あなた達の行動は素晴らしいと伝え、幸運を祈ってくれた。
看板やポスターは遠くからでも見えるため、ブースの近くを運転している人は、交通量が多く頻繁に車を停めており、それらを読む時間があった。
午後には、多くの人がブースに集まり、法輪大法と中共による強制的な臓器収奪について学んだ。多くの人は、法輪大法や中共による迫害についてよく知らなかった。
より多くの人々が請願書に署名
パリ在住のヒューゴさんは、仕事で年に2回中国に行くと話した。中国で商品を購入し、フランスで転売している。中国では自分のやりたいことができず、それが腹立たしいと彼は言った。中共が26年間も法輪功を迫害してきたことを知って衝撃を受けたが、独裁体制であることを考えると、驚きはないと語った。
ある夫婦は、その看板を見て大変驚いた。女性はアムネスティ・インターナショナルで働いているにもかかわらず、法輪功への迫害については聞いたことがないと言った。彼女は、理解に役立つ資料があれば提供してほしいと頼んだ。彼女は、世界で何が起こっているかというニュースの見出しはすべて読んでおり、中国の囚人の釈放のために多くのことをしてきたが、法輪功の学習者の釈放を依頼されたことは一度もなかったと話した。
夫婦は中国や他のアジア諸国を何度も旅行しているが、女性は中共によるこのような迫害について初めて聞いたという。夫は、中共は独裁国家なので、それほど驚くことではないと述べた。夫婦は修煉に興味を持ち、近所の学習者の連絡先をメモした。また、近々この地域で上映されるドキュメンタリー映画『国家の臓器』を見に行くとも話した。
バックパックを背負って街から街へと旅する67歳のクリスティーンさんは、そろそろ落ち着いて、この世界でどのように役に立つかを考える時だと語った。『転法輪』を開いて師父の写真を見た時、彼女は深く感動した。全身が震え、非常に強力なエネルギーを感じた。彼女はすぐにこの本を購入した。
パキスタン出身の女性は、母国ではマフィアが組織的に児童の臓器を摘出している事実を知っていたと語った。中国ではこれほどの規模で臓器狩りが行われており、中共がそれを実行していたことを知り、衝撃を受けたという。彼女は帰国前に、生体臓器収奪に反対する嘆願書に署名し、人々に情報を提供してくれた学習者たちに感謝の意を伝えた。ウェブサイトでさらに詳しく調べると語った。
両親、祖父母、そして3人の子供達の一家族は、迫害についてもっと知りたいと思っていた。11歳の少女アリスは、一番多くの質問をし、帰りたくないほどだった。彼女はもっと知りたいと思っていた。
彼女はこう問いかけた。「なぜ中国政府はこんなことをするのですか? なぜ無実の人々を拷問するのですか? これらは本当に病院がやっているのですか? これらは本当に医師がやっているのですか? なぜこの政府はこんなに悪辣なのですか? なぜ他の国々は、中国政府が法輪功を実践する人々に危害を加えるのを止めさせようとしないのですか?」
ある学習者が20代の若者10人ほどのグループに話しかけ、嘆願書について説明し、中共による強制的な臓器収奪を阻止するために署名を促したが、若者たちは断った。2秒後、一人の若者が学習者のところに戻ってきて、「何ですって! これは、何んですって!」と言った。結局、グループ全員が学習者の話に耳を傾け、嘆願書に署名した。
学習者たちは多くの人々と話し合い、130人以上が請願書に署名した。