迫害で精神障害を負った河北省の石福玲さん 今も行方不明
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 【明慧日本2025年4月22日】河北省泊頭市在住の法輪功学習者・石福玲さん(60代女性)は、2009年11月10日から行方不明となっている。石さんの夫は必死に索したが、見つからなかった。石さんの息子は母親のいない中で育った。法輪功(ファールンゴン)は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

石福玲当年照片

昔の石福玲さん

 石さんは、かつて泊頭市の食品加工工場で働いていた。法輪功を実践し始めてからすぐに健康を取り戻し、工場を解雇された後、生計を立てるために自宅の近くに小さな店を開いた。

 2007年10月4日、数人の私服警官が石さんの店にきて石さんを不当に連行した。彼らは石さんの所持品を荒らし、多くの私物を押収した後、石さんを警察車両に引きずり込んだ。そして、人々の前で石さんの上着を脱がせ、辱めた。

 警察は堤口王鎮派出所で石さんを尋問した後、泊頭市留置場に連行した。拘留中、石さんは残忍な拷問を受けた。家族の強い要請により、泊頭市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の2人の警官は、1万元を脅し取った後、石さんを釈放した。

 帰宅後、石さんは精神を病み、錯乱状態に陥った。石さんは毎日泣き、1人で徘徊するようになった。そして2009年11月10日に、石さんは行方不明となり、その後、2度と姿を現すことはなかった。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/10/492489.html
 
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