【明慧日本2025年5月1日】カナダ・カルガリーの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は4月24日午後、カルガリーの中国総領事館前で「4.25」平和陳情26周年を記念する集会を開催した。
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![]() 4月24日午後、カルガリーの中国総領事館前で開催した「4.25」平和陳情26周年記念集会 |
「中国現代史上、最大規模の平和的陳情」
1999年4月25日、1万人以上の学習者が自発的に北京の国務院信訪弁公室(陳情受付部署)を訪れ、過去数年間にわたる弾圧に対して平和的に三つのこと求めた。すなわち、①天津市で不法に逮捕された学習者の釈放、②法輪功書籍の出版許可、③学習者の合法的な修煉環境の保障である。学習者たちは「真・善・忍」の原則に則り、歩道に静かに立ち並び、スローガンもなく、横断幕を掲げることもなかった。この出来事は、海外メディアにより「中国現代史上最大規模の平和的陳情」と称された。
集会当日、カルガリーの学習者は、26年前の中国における学習者と同様に、平和かつ静かに歩道に立ち並び、「4.25学習者平和的陳情26周年を記念」「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍」「法輪功への迫害を止めよ」「中共による生体臓器収奪を阻止せよ」などと書かれた横断幕を手に持ち、通行人や車の運転手に対し、法輪大法の素晴らしさを伝えるとともに、中共による学習者への迫害の実態を明らかにした。
通勤ラッシュの時間帯にあり、車両が轟音を立てて行き交う中、時折クラクションを鳴らして支持を示す運転手もいた。多くの市民が自ら学習者に声をかけ、関心を寄せるとともに、法輪功についてさらに詳しく知りたいとの意向を示した。
法輪功について
法輪功(ファールンゴン)は、法輪大法(ファールンダーファー)とも称され、1992年5月に李洪志先生によって世に伝え出された高いレベルの気功修煉法であり、「真・善・忍」を根本理念としている。1億人に及ぶ修煉の実践によって社会の安定、人々の健康の向上および道徳水準の向上に対しても積極的な作用を果たしている。
今日に至るまで、法輪功はすでに100を超える国と地域に伝わり、その書籍は50の言語に翻訳され、出版されている。李洪志先生および法輪大法は、世界各国の政府から5800件を超える各種の表彰、支持決議、感謝状などを受け取っている。「真・善・忍」という信奉は、世界中のあらゆる民族の人々から敬愛され尊敬されている。しかしながら、中国本土においてのみ、26年間にわたって現在もなお残酷な迫害を受けている。