文/日本の大法弟子
【明慧日本2025年5月4日】健康な体を持ち、幸せな人生を楽しむことは、誰もが願うことです。しかし、私たちはしばしば運命に翻弄され、困難や挫折に直面したり、時には突然、不治の病と告げられることもあります。しかし、法輪功学習者(以下、学習者)にとっては、人生の苦境を乗り越え、奇跡的に生まれ変わる例が数多く存在しています。
日本の学習者で、明るい性格の平井陽子さんもその一人です。かつて健康を失い、絶望の淵に立たされましたが、奇跡のように回復し、人生は再び光に満ちたものとなりました。
それでは、平井さんの物語をご紹介しましょう。
法輪功に出会い、病が消えた
平井さんは、20代の頃に突発性難聴を患い、30代で、潰瘍性大腸炎、さらに40代のときには、会社の健康診断で膵臓腫瘍と診断されました。当時、平井さんは血液検査、エコー、胃カメラ、MRI、PET(陽電子放出断層撮影) などありとあらゆる検査を行い、病院の先生から「悪性腫瘍であれば、すい臓だけではなく、胃も脾臓も摘出しなければならない。大変難しい手術で、命を落とすこともある」と言われました。このことを聞いた平井さんは、絶望し、涙に暮れていました。
そのとき、長年、法輪功を学んでいた平井さんの母親が「法輪功を始めてみない? 私もこの気功のおかげで、リウマチと膠原病を克服したのよ」と言ったそうです。たとえ手術を受けたとしてもこれまでの生活の質を維持することはできないと、西洋医学での治療に限界を感じた平井さんは、西洋医学での治療をあきらめ、2017年8月から、母と二人三脚で法輪功の修煉を開始しました。
平井さんは母親から、動功と静功の動作を習い、毎晩2人で、インターネットで法輪功の主な書籍『轉法輪』を読んでいました。そして、母親の紹介で日本語明慧ネットの文章を読み、読めば読むほどその内容に引き込まれていったそうです。
平井さんは「不思議なことに、法輪功の修煉を開始してから、すい臓腫瘍の進行が止まっただけでなく、潰瘍性大腸炎、ひどい生理痛や肩こりなどのさまざまな体の不調がなくなり、精神的にも穏やかになりました」と話しました。
平井さんが法輪功の第五式の功法を練習している |
『轉法輪』は新しい世界を開く鍵
平井さんはこう語っています「以前は、何が正しいのかも分からずにいましたが、『轉法輪』を読むことで、まるで暗闇の中で一筋の光を見たような気がしました。『轉法輪』は覚醒の書であり、新しい世界を開く鍵です。何度も読んでいると、以前は分からなかったことが、少しずつ分かるようになってきました。私たちがこれまで学んできた歴史、科学、道理などには嘘が多く含まれており、世の中でよいとされてきたことや、素晴らしい人物だともてはやされている人が実はそうではなかったということです」
「例えば、最近の医療では人間の自然治癒力が軽視され、少しでも調子が悪いと、病院に行き、注射や薬を使用することが当たり前になっています。しかし、『轉法輪』を読んで、人の病気の根本原因は業力にあり、自分自身の生き方を変えなければ根本的な解決にならないということを身をもって学びました」
つい先日も、平井さんはこのような経験をしました。体中に湿疹が広がり、目も化粧ができないくらい腫れあがってしまったそうです。最初は、食べ物や環境要因など、外に原因を求めてしまったため、なかなか湿疹が治らず、半年くらい症状が続いてしまいました。
しかし、平井さんは自分の内に原因があるのではないか? これは、自分の中の良くないものを排出してくれているのではないか? と視点を変えると、不思議なことにどんどん症状が改善されたそうです。
法輪功は智慧を開き、仕事で頼れる存在に
平井さんのお仕事は、高い専門性を求められる職種です。発注者側として、システム開発プロジェクトにたずさわっていて、一般的なルーティンワークとは異なり、システムの企画から、製造、テスト、運用開始後のフォローまで、各工程でさまざまな問題がひっきりなしに発生し、その都度、経営者、開発ベンダー、ユーザーなどとの調整が必要だそうです。
以前の平井さんは、どう対応すればよいかわからず、悩んで眠れなくなったりすることもあったそうですが、次のように話しました。「修煉をしてからは、問題を解決するための最善策が直ちに思い浮かぶようになり、仕事で悩むこともなくなりました」
「例えば、システム障害が発生した際、何が原因かが即座にひらめき、最短で適切な対策が打てるようになりました。不思議なことに、何か見落としていることがあると、周りの人からヒントとなる情報が入ってきて、大事にいたらなくて済んだといったことが何度もありました。また、職場の人間関係も、以前は、精神的に余裕がなく、体調不良で休んだ人のカバーをしなくてはいけなくなった時など、イライラしていたのですが、修煉をしてからは、進んで他の人の仕事をカバーするようになり、助け合いの精神が他の同僚達にも広がって、職場の雰囲気がずいぶん良くなり、頼れる存在になりました」
法輪功の活動に参加する平井さん(赤い浴衣を着用) |
最後に、平井さんは「現在は、古い世界と新しい世界の転換点にあります。この世の中の真偽を見極める手がかりが『轉法輪』に書かれていることに気づきました」
「法輪功の修煉を通じて受けたあまりにも大きな恩恵に感謝を申し上げます。5月13日の「世界法輪大法デー」、そして師父のお誕生日前にあたり、心より師父のお誕生日をお祝い申し上げます。決して最後まであきらめずに、同修とともに精進していきたいと思います」と語りました。