山東省の王均恒さんが迫害事実を人に伝え不当に連行
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 【明慧日本2025年5月7日】山東省煙台市在住の法輪功学習者(以下、学習者)・王均恒さん(76歳男性)は、法輪功を実践したとして4月7日頃、警察に不当に連行された。現在、王さんは牟平区(むへいく)拘置所に拘禁されている。長年身体が不自由で、王さんに頼ってきた王さんの妻が苦しい状況に陥っている。

 法輪功(ファールンゴン)は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。王さんは義理堅い性格で、家庭が非常に貧しかったため、14歳で関節リウマチを患い、後にリウマチ性心疾患に発展した。身体はますます弱くなり、深刻な糖尿病を患った。王さんは法輪功を学んでから間もなく、知らず知らずのうちに病気がすべて消え、力があることに気づいたという。

 事件の詳細

 2025年4月7日、王さんは路上で人に法輪功迫害の事実を伝えたため、警察に連行された。

 過去に受けた迫害

 2019年8月から2020年にかけて、王さんは幾度となく嫌がらせを受けた。2020年4月24日、王さんは1年間の「保釈」を言い渡された。

 2024年1月21日夜、蛤堆後海岸派出所の数人の警官が、学習者・尹明花さん(女性)さんの自宅に侵入し、尹さんの法輪功の書籍を押収した。その後、尹さんは煙台市拘置所に連行された。

 2024年4月12日に、王さんと尹さんの2人の娘、学習者・王華偉さんは、尹さんの釈放を求めて派出所に出向いた。その後、王華偉さんと王均恒さん、法輪功を学んでいない尹さんの次女もその場で連行され、別の拘置所に連行された。尹さんの次女は2024年4月27日に釈放された。王さんと尹さんの長女・曲学寧さん(学習者)はそれぞれ37日間の拘留処分を受け、2024年5月20日に保釈された。

 帰宅した王さんの容姿に家族は衝撃を受けた。王さんは不当拘禁に抗議してハンガーストライキを行った際、強制的に食事を与えられ、繰り返し暴行を受けた。家族が病院に連れて行ったところ、肋骨の1本が骨折していることが判明した。今も痛みが続いているという。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/21/492815.html
 
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