東京・浅草で世界法輪大法デー祝賀パレード開催

 

　【明慧日本2025年5月12日】法輪功学習者（以下、学習者）は5月11日、東京の浅草で盛大なパレードを行った。パレードでは、1992年に法輪大法（ファールンダーファー）の創始者である李洪志先生が中国の長春市で初めて法輪大法を一般に伝え始めてから今年の5月13日で33周年を迎えること、そして5月13日の第26回世界法輪大法デー、法輪大法の創始者である李洪志先生の誕生日を祝った。

　午後1時30分、パレード隊は、威風堂々とした天国楽団の演奏を先頭に花川戸公園を出発した。約1時間30分かけてゆっくりと行進し、浅草寺雷門などの観光地を含む繁華街を通過し、沿道の多くの市民や観光客が足を止めて見入っていた。

　天国楽団の奏でる音楽は人々の心を奮い立たせ、後に続く色とりどりの旗や横断幕が風にたなびき、明るく賑やかなパレード隊は沿道の市民や観光客に温かく迎えられた。多くの人が手を振って挨拶したり、親指を立てたり、拍手を送ったり、ビデオを録画してパレードへの好意を示した。沿道の市民の反応が大きかっただけでなく、多くの外国人観光客も積極的にパレードの内容を尋ねた。学習者の説明を真剣に聞き、法輪功の素晴らしさについてさらに理解を深めた人もいた。

5月11日に東京でパレードを行い世界法輪大法デーを祝う

　スロバキア人のルカーシュ・レンカさんは学習者から資料を受け取り「帰ったらよく読んでみます」と語った。

スロバキア人のルカーシュ・レンカさん（右）

　メキシコ人のザンディ・デ・ラ・グアルディアさんは「真・善・忍」という価値観について「私はこれらの価値観が人類が存続し続けるためにとても重要だと思います。人類は、もしこの三つを持っていれば、未来へと続いていけるだろうと私は思います」と語った。

メキシコ人のザンディ・デ・ラ・グアルディアさん

　ペルー人のカベル・ジスレイニさんの夫はパレードに参加しているメキシコ人学習者である。カベルさんは、法輪功の「真・善・忍」の価値観は人のあらゆる行動において役立つ、と語った。そしてカベルさんは、この価値観は自分自身だけでなく相手のことも考えるようになり、より世界全体のことを考えて社会全体に良い影響を与えることに繋がる、と語った。

　カベルさんはまた「善」を持つことで寛容さを学ぶことができる、と語った。またカベルさんは、他人を思いやることができない人もいる世の中で、他人の利己的な行動によって傷つけられる可能性があっても、親切と思いやりがあれば他人の利己的な行動によって引き起こされる否定的な感情に左右されることなく、前向きなことを考えながら生きていくことができ、困難を乗り越えられる、と語った。

ペルー人のカベル・ジスレイニさん

　法輪功について知っているというチェコ人のキリアン・スターリーさんは「真・善・忍」という価値観について「非常に重要で、もう本当に何と言っていいか分からないです」と言い、「真・善・忍」がスターリーさんにとって言葉では十分に表現できないほどかけがえのないものであるという認識を表した。そしてパレードを称賛し「本当に素晴らしい！　（中国共産党が）中国と香港で行っていることはひどすぎます。ここでパレードを見ることができてとても驚いていて、とても嬉しいです」と語った。

チェコ人のキリアン・スターリーさん

世界各地からの観光客が法輪功のパレードに好意を示した

　茨城県から浅草に観光に来た中山さんは、パレードを見た感想を「なかなかいい感じですよ」と肯定的な印象を述べ、「真・善・忍」の価値観についても、人間として普遍的に理解できる道理にかなった理念であり受け入れやすい、と肯定的な見解を示した。

中山さん

　日本に9年住み、初めて法輪功のパレードを見たという中国人の俊さんは、天国楽団による演奏などの活動に驚いたと語った。中国での子供の頃の法輪功の印象は「邪悪な宗教」という悪いものであったが、成長しYouTubeなどで情報を得るようになり、日本に来てからは法輪功について「純粋な健康のための活動」という印象に変わったという。

　俊さんは現在、横断幕に書かれている「真・善・忍」が根本的な理念だと感じている。一昨年から家族も来日しており、俊さんの妻も興味津々な様子でパレードを撮影していた。日本に来た理由については、より自由な場所に行きたいという思いがあったからだと語った。

　パレード出発前に、パレードに参加した子供学習者たちが集まって写真撮影をし、師父のお誕生日を心を込めてお祝いした。

師父のお誕生日を心を込めてお祝いする子供学習者たち