旧勢力の按配を否定し、法輪大法を真に修める(二)
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文/中国の大法弟子 

 脳葉出血とは脳の記憶を司る部分が出血したことになります。意識を失っていた時間があまりにも長かったため、脳細胞の大面積が壊死し、基本的な記憶力が喪失してしまいました。私は今まで生きてきた中で、未曽有の困難にぶつかりました。一つ目は、親戚と親友、会社の同僚の大半の人が判らなくなり、顔と声をはっきり覚えておらず、自分の家がどこにあるかも判らなくなりました。二つ目は学法する時、目が回ってしまい、一つの言葉を完全に読み終えることができず、煉功する時も動作をはっきり覚えていませんでした。三つ目は高血圧のため、眠れなくなり、心拍は常に120以上でした。五官も正しい状態ではなく、内斜視になり、よだれを流し、小便を失禁し、ズボンに小便をしていました。四つ目は歩くときに、常に木や電柱にぶつかり、東西南北を見分けることができません。五つ目は精神上深刻な障害が現れ、常に殺人の念と自殺の念が浮かんできました。しかし、頭の中で殺人の罪は大きい、自殺も罪がある。またこれは大法に泥を塗ることであり、大法を破壊することであるということを覚えていました。

 このとき「真・善・忍」は宇宙大法であり、宇宙の最も根本的な特性であるという言葉が私の頭の中に現れました。私は「真・善・忍」を念じはじめ、毎日念じ、眠れないときずっと念じました。こうして、念じれば念じるほど状態がよくなり、念じれば念じるほど、また念じたくなりました。同時に、自分にこれほど大きな問題が発生したのは、旧勢力の迫害と直接的な関係があると悟りました。私は丁重に声明を発表しました。「歴史の長い流れのなか、はっきりとしない迷いのなか、私は旧勢力と何かの約束を交わしたかもしれません。もし本当にしたとしたら、私はいま厳粛に声明します。旧勢力と約束したすべてを全部廃棄しますので、無効になります。その約束は効かなくなり、私は全面的に否定します」と。

 法を学び煉功する

 私は「病状」が少し好転した後、出勤したいと申し出ました。会社の幹部は私の実状を考慮し、具体的な仕事を手配しませんでした。こうして私は大法の本を会社に持ってきて読み始めました。最初はまったくはっきり見えず、目がずっと回っていました。私は一文字、一文字ずつ読み、一つ一つの言葉を読みました。あとになり、会社の最高責任者、私の部門の責任者、法輪功に対する迫害を担当している幹部らが相次ぎ私を探し、会社で法輪功の本を読まないように要求しました。私は智慧を持って彼らに回答し、引き続き会社で毎日学法しました。こうして私は絶えず学法し、一生懸命に学法しました。学法をし続けると本の文字がはっきり見えなかったのが、はっきり見えるようになり、文章を完全に読めなかったのが、読めるようになり、読み終えても印象に残らなかったのが、少し残るようになり、後になると、ますます多く記憶できるようになりました。このとき心性の試練と邪魔がまたやってきました。

 ある日、会社の最高責任者が、酒に酔って突然私のオフィスに入ってきました。私が学法しているのを見ると、恐ろしい形相で、「明日もまた学ぶなら、おまえのすべての待遇を取り消すぞ」と叫びました。私は「私は大法が作り上げた生命だから、学ばないわけがありません」と答えました。彼は私の態度がはっきりしているのを見て、何も言いませんでした。翌日、彼はまた私のオフィスにきましたが、「本当にあなたがこれほど早く回復するとは思わなかった。あなたには具体的な業務を手配しない」と言ってくれました。それから、彼らは二度と私の学法を邪魔することはありませんでした。私は学法するなかで、たえず耳がブンブン鳴り、まるで電柱の下に立っているような感じでした。また妄想が激しく、思想業が非常に深刻でした。この状況に直面して、私は一つの言葉を読み終えた後、「ほかでもなく師父のお話を聞く」と考えました。こうし続けると、とても良い効果を感じ、少しずつ本の中の文字に異なる色、例えば、黄、緑、ピンク、紫、赤が現れ、時には文字が太くなったり、細くなったり、立体的になったり、膨らんだり、また、行の間に波みたいな横棒が現れたり、時には本全体がひとたらいの清水にように、非常に清らかで、非常にはっきりとし、時には本の上で飛び回る法輪が現れました。大法の無限の内観により、私は毎日新しい理解ができ、新しい収穫がありました。現在、私は本当に大法のすべての文字、偏と部首を含めてすべてが師父であり、法輪であり、すべて重なり合う佛道神であり、すべて宇宙の特性「真・善・忍」であると感じています。師父は最もすばらしいすべてを私たちにくださいました。私は本当にあまりにも幸運です!

 ここまで書くと、私はまた涙がほろほろと流れ出し、声をはりあげて激しく泣き叫びたくなりました。師父に対する感激の心は言葉で現すことができません。私は学法する時、最初の20ページ、30ページ、40ページから、50ページ、60ページ、最大の場合96ページまで読めるようになりました。私は『転法輪』、『精進要旨』、『洪吟』など師父の説法を繰り返して何回も学び、敢えて少しでも時間を無駄にしませんでした。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/7/247598.html)     更新日付:2011年10月13日
 
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