撫順市に在住の法輪功修煉者・張桂霞さん(48歳女性)、曲桂英さん、李洪蘭さんは、中共(中国共産党)当局から迫害を受け、この12年来、一家揃って甚大な苦痛を受け続けてきた。2011年3月9日、彼女たちは、人々に法輪功の無実を伝えたという理由で、不当に身柄を拘束され、家族には知らされないまま4年の懲役刑を宣告され、未だに拘禁されている。
施設内で張さんは、8月31日以来、断食を行い迫害に抗議し続けていた。現在、張さんは危篤状態であり、生命の危機に晒されている。また、張さんは2002年に3年の労働教養を宣告されて以来、馬三家と大連の2カ所の労働教養所に収容され、繰り返し拷問や虐待を受け、繰り返し人権を蹂躙され続けた。一方で、張さんの家族も当局から圧力を加えられ、精神的重圧から、張さんの父は亡くなり、母は重病を患い、夫は妻の救出に疲れ果て、子供は母への想って苦しむなど、皆が苦境に陥っている。
曲さんは2000年、法輪功の真相を人々に伝えるため、上京したという理由で、3年の労働教養を宣告された。2006年9月6日、曲さんがバスの中で人々に法輪功の真相を伝えていた時、尾行していた警官に不当に身柄を拘束された。その後、曲さんは馬三家労働教養所に2年間収容され、理不尽な迫害を受け続けた。2009年5月26日、人々に法輪功の真相を伝える資料を配布していたという理由で、曲さんは派出所に連行され、身柄を拘束された。
李さんは2001年に労働教養を宣告され、3年間不当な拘禁を受けた。2003年、李さんは洗脳班に移送され、2年にわたり悪質な思想改造などの迫害を加えられた。2010年7月、李さんは裁判所から秘密裏に4年の懲役刑を不当に宣告された。2011年1月、李さんは当局の悪意ある宣伝を信じていた人に通報され、留置場に拘禁され苦しめられた。