(明慧日本)
●遼寧省の杜維平、病死の真相
杜維平(22歳女性)は遼寧省鉄嶺市の大甸子鎮に住んでいた。彼女はもともと奇病を患っていたが1999年8月、自宅で死亡した。情報によると杜は生前、あちらこちらへ出かけて医者や巫女を訪ね、キリスト教会に行って祈祷するなどしていた。しかし社の病気はずっと好転せず、やむを得ず彼女は1~2カ月ほど法輪功を勉強したが、動作を覚える前に法輪功を止めた。死亡する数日前、杜は巫女を家に招いた。巫女は「これから3日間は誰にも会わないように」と言い、彼女と家族はその通りにしたが数日後、杜は病死した。
当時はちょうど江沢民グループが法輪功への迫害を開始した時期で、彼らは中傷の材料を一生懸命集めていた。このような時、鉄嶺テレビ局の記者・崔大新と他の新聞記者は何度も杜の家に行き、両親に法輪功を陥れる嘘を言うなら報酬を支払うと誘惑した。両親は金銭の誘惑に対抗できず、本心に背いて偽りの話をした。この事は現地で大きな波紋を引き起こし、「杜維平の一件を通して、テレビ局が報道した法輪功の不祥事は全て嘘だと分かった」と人々は嘆いた。
●山東省蒙陰県の宣伝部、ねつ造に協力しない家族を暴行
山東省蒙陰県桃墟鎮の住民・石増山の娘は、先天性心臓病で亡くなったことを近所の住民はみな知っていた。しかし蒙陰県の中共(中国共産党)宣伝部は、法輪功を中傷する口実を収集するため、「石増山の娘は法輪功を修煉して、薬を飲むことも注射を受けることも禁止されたために死亡した」と原稿を書き、石増山にテレビで原稿通りに読むように求めた。最初、石増山は良心に背くことをしたくなかったため断ったが、鎮政府は地元ヤクザに指図し、3日間連続で石増山を残酷に殴打した。最後に石増山は妥協してテレビに出演し、法輪功を「批判」した。
●張清賀「親族殺傷事件」の真相
黒竜江省牡丹江市に住んでいた張清賀は、貧血、神経衰弱と他の慢性疾病を患い、8カ月ほど漢方薬を飲み続けていた。その後、薬代を払えなくなったため、彼は医者の処方に照らして自ら漢方薬を調剤して飲んでいた。しかし薬理を知らなかったため、誤って2種類の漢方薬を加えて飲んでしまい、意識がもうろうとなって自制力を失った。ある日、彼が薬を飲んで自殺を図ろうとしたところ、母と妹に発見されて止められたが、彼は母と妹を殺傷した。牡丹江市公安局愛民支局は張清賀を逮捕してから、何度も「自分は法輪功を修煉しており、修煉したために家族を殺傷した」と供述するように彼を脅迫し、認めたら懲役刑を免れることができると彼を誘惑した。
●「首吊り自殺」、実は都市管理警察に死に追い込まれた
車の修理で生計を立てていた吉林市の郊外に住んでいた農民Aさんは、営業許可証がなかったため車を修理する工具を都市管理警察に没収された。Aさんは巨大な生活の圧力に耐え切れず首を吊って自殺した。家族が市の都市管理部門を訴えた時、現地の民政部門は家族に弁償金を支払い、「Aさんが法輪功を修煉して死んだ」と言うよう遺族に圧力をかけた。公安局は死者の遺影の傍に李洪志先生の写真と酒瓶2本を並べて録画した。しかし、彼が一度も法輪功を煉功したことがないという事実を周囲の人は皆知っていた。法輪功学習者がお酒を飲まないことを公安局は知らなかったため、撮影された映像はかえって下手なねつ造の証拠となった。
(続く)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/2/129156.html) 更新日:2011年12月19日