中共が捏造した「1400例」(六)
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明慧日本)

三、一般人の正常死を利用して法輪功に罪を着せる

 生、老、病、死は人類の自然現象で、疾病は人を死に至らしめる最も主要な原因である。『1998年中国統計年鑑』によると、1千万人の中国人の内、毎年およそ65千人が死亡している。医学が比較的発達している米国で、急性心筋梗塞の死亡者だけで毎年20万人にんでいる法輪功は一種の伝統的な佛家修煉法で、病気治療と健康保持著しい効果があるが法輪功を修煉したから病気にならないとか、不老不死になるという保証はどこにもない。中国共産党は一部の人の正常な死亡を「法輪功を修煉して死んだ」と悪意をもってねつ造した。中にはまったく法輪功に接触していない人もいれば、病気治療のために法輪功に接触したり、家族に説得されて煉功した人もいるが、彼らの本当の死因は他でもなく、罹っていた病である。

 一つの簡単な例を挙げたいと思う。有名女優・陳暁旭(1987年放送のドラマ「紅楼夢」で、主役の林黛玉を演じた)が病死した後、中共(中国共産党)の「御用学者」・何祚庥は「陳暁旭は漢方医学に殺された」と暴言を吐いて世間に波紋を巻き起こした。中国衛生部副部長で国家漢方薬管理局局長王国強氏は、「亡くなった患者が漢方薬を飲んだから、漢方薬に問題があるというなら、西洋医学の薬を飲んで亡くなったら、西洋医薬も非科学的だということになる」と、何氏の言論に厳しく反論した。同じ道理で、亡くなった人が病気治療のために法輪功を修煉していたから、法輪功で死んだと言えるのだろうか? では、下記の「1400例」に収録された事例を見て、死者の家族の声を聞いてみよう。

●「1400例」に収録された馬錦秀真相

 馬錦秀の娘によると、馬錦秀は1981年頃に糖尿病を患い、毎回の検査結果も陽性であり、毎日数回薬を飲み一度に30粒以上を飲んでいた1994年と1995年に彼女は二度脳卒中を患って顔面麻痺になり、10数年来ずっと病気に苦しみ死の危険にさらされていた。彼女は自分が死んだら子供3人の面倒を見てほしいと親戚に託していた。1996年に馬錦秀が法輪功を学んだ後、病状は奇跡的に好転して、顔面の麻痺が回復し、糖尿病の病状も無くなった。しかし1997年に再び体調が悪くなり、入院して数カ月後に死亡した。生前、馬錦秀は何度も娘に「××さんと××さんを見てごらん、糖尿病を患ったのは私より後だったが、みな私より先に死んでしまった。彼らに比べて私は長生きのほうだ。また法輪大法に出会うことが出来て、私は本当に幸運だ」と言っていた。

 19997.20以降、江沢民グループは法輪功に罪を着せるために馬錦秀も「1400例」に入れた。馬錦秀の娘はこの事を聞いた後とても気持ちが重くなり、「母は脳梗塞で病死しました法輪功何の関係もありません。母は病院で何カ月も治療を受け薬もたくさん飲んだあげく亡くなったからといって、病院側も母の死に責任を負うべきだと言えるでしょうか? 病院病気を治療できますが、命を留められるとは限りません。母が法輪功煉功したからといって、煉功死んだと言えるのでしょうか」と言った。馬錦秀の夫も「妻が煉功して死んだかと言うと、そうではありません。妻は20年も糖尿病を患い脳梗塞もあったからです」と言った。

(続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/7/247603.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/2/129156.html)     更新日:2011年12月19日
 
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