大学教授「私の修煉体験と世界観の変化」
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文/中国東北地方の大法弟子

 【明慧ネット2013年9月17日】私は中国大陸のある有名大学の教授です。幼い頃から中国共産党に詰め込まれた「唯物論」の害毒を受け、神仏を信じていませんでした。この世界観の弊害で、私は修煉の機縁を何度も逃し、特に1994年、師尊のハルビンでの説法を生で聞く貴重な機縁を逃しました。

 母は仏教に帰依して長年が経ちました。ある偶然の機会で法輪功を知った母は、断固として仏教(仏教に対してすでに長年感じなくなっていたと彼女は言う)を放棄し、法輪功の修煉を強く求めました。私の家は煉功から遠く離れていて、70近くになった母は、体もいくつかの病気を患っており、毎朝タクシーに乗って集団煉功に参加しに行くのが困難でした。母に対する孝行の気持ちから、私は法輪功の煉功場に行きました。それは功法を覚えて、家に帰ったら、煉功場に来られない母に教えるためでした。

 煉功した後、私は自らたくさんの神秘的な事を経験しました。師尊は私に天目を開いてくださいました。私は回転するカラフルな法輪を見ました。法輪の回転速度は速くなく、卍(まんじ)と太極、その回転する過程がはっきり見えました。法輪は美しすぎます。色は鮮やかで、清らかで、透き通り……実は、私の言葉でとても表現することができません。なぜなら、私達人間のこの物質空間には、これほど美しい色はまったくないからです。この事は私に大きな衝撃を与え、私の世界に対する認識を変え、私の法輪大法を修める気持ちを固めてくれました。

 初期の座禅は私にとってあまりにも苦痛でした。足を組むとすぐ痛くなり、しかも、その痛みは次から次へとやって来ました。特に股とひざの所の痛みはまるでナイフに切られたようにひどく、足も黒紫色になってとても怖いものでした。私の両足は張り、しびれて、腫れて、痛くて、その辛さは一緒に押し寄せてきて、耐えられない苦しみを伴い、私は全身が震え、顔の表情もひどいものでした。同修は私に穏やかな顔をするようにと勧めてくれましたが、私は痛くてどうしょうもなく、表情など気にしていられないと思いました。このように、一年間粘り強く続けた結果、私は苦しみの中、ようやく20分間、足を組めるようになりました。

 幸せで忘れ難い時がついにやって来ました。私は生まれて初めて師尊にお会いしました。師尊が私から15メートルぐらい離れた所にいらっしゃいました。私はとても感激しました。しかし、私はずっと自分を抑えて静かに師父の説法を清聴しました。その間、私のひざから一本の糸が抜き出されたように、同時に、ひんやりと冷たく感じました。幾分間の間で、このような感じは右ひざが6回、左ひざが4回感じ取れました。(私は足を組む時、右足が左足より痛かったです。小さい時、腿が病気になり、歩くのは困難で、痛みもひどく、右足は左足より病気が重かったです)その時、私はこれが私にとって、どんなに幸運なことを意味しているかは知りませんでした。

 師尊にお会いしたため、私はとても興奮しました。翌朝の3時過ぎ、私は煉功場に来て座禅を組みました。奇跡が起きました! 私はふと、座禅の時に足が痛くなくなったことに気が付きました。私は昨日、師尊にお会いした時に感じたことを思い出しました。すぐに師尊が私に体を調整してくださり、業力や悪いものを取り除いてくださったと分りました。この時、私は言葉で言い表せないほどの感動が生まれ、洪大な恩恵を浴びながら、最高に幸せを感じました。

 その後、私は座禅を組む時の足が痛くなくなりました。それだけではなく、足もそれほど黒紫色にならなくなりました。心も落ち着き、座禅を組む時間も長くなりました。4日目の朝、私が座禅をして入定した時、突然私は足がなくなったように感じ、次第に手も体も、それから頭もなくなったようになりました。ただ少しの意識があり、自分が座禅をしていることははっきりと知っており、煉功場の音楽が聞こえていました。このような感覚はしばらく続きましたが、私はまた体の存在を感じるようになりました。この経験はまさに師尊が『転法輪』の中でおっしゃったように、「もう一つの状態があります。坐り続けていると、足が無くなったような気がしてきて足がどこに行ったのか分かりません。身体も、腕も、手も無くなり、頭だけが残っています。さらに修煉していけば頭も無くなったような気がして、ただ自分の思惟があるだけで、わずかな意念だけが自分が今ここで煉功していることを知っています。われわれはこの程度にまで達することができれば十分です。なぜでしょうか? このような状態の中で煉功すれば、身体が最も充分に変化を遂げる状態に達するので、いちばん良い状態なのです。ですからわれわれは、あなたにこのような状態で入静することを要求するのです。」[1]師父がおっしゃったことを、私が身を持って体験いたしました。

 私は実証科学を仕事とするものです。中国の有名大学で長年教鞭を取ってきました。私は学士、修士、博士の学位を取得しており、長年自然科学の研究にも従事しました。私は物事を軽々しく信じることは一切ありません。しかし、私が自ら体感したこれらの奇跡を私は一生忘れられません。同時に私は、「「佛法」はこの上なく奥深いものであり、世のあらゆる学説中、最も玄妙かつ超常的な科学です。この領域を切り開くには、常人の観念を根底から変えなければなりません。さもなければ、宇宙の真相は人類にとって永遠に神話のままであり、常人は己の愚かな所見に限定された枠の中で永遠に這いまわるしかありません。」[1]と確信しております。

 この数年来、学法と煉功を通じて、私は法理についての理解も次第に高まりました。体の変化と心性の向上を通して、私は法を学べば学ぶほど、法に対する認識が深まり、大法に対する信念が強まることを実感しました。なぜなら、私は大法が円融不破の真理であることを理性的に理解したからです。真相を伝える過程においても、私はいかなる顕示心も持たないで、私が感受したもの、法について理解したものを同僚や学生、親友、親戚に教え、「三退」を勧めた時はとても効果的でした。多くの人は神韻のDVDを受け取る時、私に何度も謝意を示しました。

 私にすべてを賜って下さった師父に無限に感謝の意を表します。今生、法輪大法を修められ、また「三つのこと」をする機縁に恵まれ、法を正す時期の大法弟子になれることを幸いに思います。真相を伝える過程では、中国共産党に脅迫され、騙されて真相を知らない国民、同胞を見て、本当に彼らのために焦って仕方ありません。更に、この千載一遇の機縁を失う人がどれだけ可哀相かと思いました! 私は自ら体験した奇跡を人類のこの空間の物質に変えて、人々に示すことはできませんが、しかし私は私の人格と良心を持って保証します。「私の上述の体験は真実です」。

 

注:
[1] 李洪志先生の著作『転法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/9/3/279018.html)
 
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