大法弟子は 家々に真の福を送り届ける
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文/広東省の大法弟子 浄蓮

 【明慧日本2017年3月31日】毎年9月~10月頃、明慧ネットに翌年の掛け軸、卓上カレンダー、年画(ねんが・中国の民間絵画であり、春節に民家内部や門口に飾られる版画)、福字等が発表されると、地方にいる私達はこれらの制作を担当し、印刷して、これを活用して迫害の真相を人々に知らせます。そのため年末が近づくと、人々を救う為に、明慧ネットから多くのものを提供していただいています。

 今年の掛け軸や卓上カレンダーは発表された時期が早く、福字も往年より様式が豊富で、デザインもとても素敵でした。私は近隣のいくつかの学法グループと分け合って福字を制作し、他のグループは掛け軸と卓上カレンダーを担当しました。私は年画と福字の制作を担当しました。福字を制作したり、贈ったりしている期間に、たくさんの奇跡があり、これらはすべて、師父の慈悲と偉大さを表し、大法の威力は無限であると感じました。

 「 母さんは福を贈るワンマン会社の社長です」

 師父は、「大法弟子は行うべきことだと感じたら、それをしっかり行うべきです。もちろん、皆さんはとても忙しいので、師父も分かっており、皆さんを責めているのではありません。大法弟子なので、どんな場合でも行うべきことをしっかり行なったら、神はあなたに敬服するのです」[1]と言われました。私は以前事務系の仕事をする公務員でしたので、文章を書くのは得意でしたが、手作業の仕事は最初から学ばなければなりませんでした。家で資料を作成する「小さな花」が咲いていたので、印刷や接着するなどの工程はできましたが、新年の福字や飾り物等を作るのには工夫しなければなりませんでした。

 まず、私は工芸品の市場に行き、どんな飾り紐房、中華結を買うか、そして太さが様々なカラフルな糸、ガラスや金属製の珠子などを何を選ぶかを見に行きました。様式を決めると、帰ってからタオバオネットで卸の福字の飾り物を購入すると、安くて品質が良いものでした。私は明慧ネットから福字のデザインをダウンロードし、4種類の様式をデザインして印刷しました。300グラムの両面銅版紙を使い、A3サイズの紙で印刷したものはドアに貼る大きい福字でした。A4、A5サイズの紙で印刷したものは中華結を付けて室内に飾る福字です。私はまた車やバッグに飾る小型の福字もデザインしました。紙を節約するため、紙の空白のところにお守りのデザインをして印刷しました。

 印刷して裁断したら、10枚の塑紙に接着剤を付け、カラフルな中華結や飾り紐房、珠子を付けると、とても素敵になりました。ざっと計算したら、印刷から裁断、接着、飾り作りまで、一つの福字を作る流れはおよそ7~8回の工程が必要でした。息子はいつも仕事から帰宅ると、家のリビングやベッドルームに置いてある福字の飾り物を見て、冗談に「母さんは福を贈るワンマン会社を経営しているようだ。会長は金蓮で、社長は浄蓮で、工場長は晓蓮で、職員は蓮姉さんだ。すべて母さん1人でやり、しかも会社の福字の飾り物はすべて無料で贈っている。まるで正真正銘の慈善会社の社長さんのようだね」と言います。

 師父の法身が神跡を表した

 時間が経つのは早く、1日にそんなに作っていなかったのにもう暗くなりました。私は1人で福字を作る工程が多く、きちんと作るなら手を抜いてごまかすことをせず、1日にたいした数量が作れませんでした。心で師父に、「慈悲なる師父、ご加護いただけますか。私の時間をゆっくり流してください。私はたくさんの福字を作り真相を伝え、福を贈り衆生を救いたいのです!」と言いました。この念が浮かび出すと、本当に時間が経つのが遅くなり、時計が進むのも遅くなり、1日でたくさんの福字作りができました。数日かかる予定の仕事が1日で完成しました。

 息子は毎日忙しそうな私を見て、「お母さんはOLから体力のいる労働者に転職したのに、手がざらざらせずに、60歳なのに両手が相変わらずきめ細かく柔らかで、まるで少女の手のようだ」と言います。私は、「これは大法を修煉している証拠で、しかも、世の中で最も素晴らしいことをしているので、師父が美しい手になるようにご加護してくださっています。これは大法が本当に存在し、人を救う宇宙の高徳の大法であることを証明しています!」と言うと、息子も分かってくれました。

 夜、煉功で座禅をしている時、私が作った福字が金色に光り輝き、特に「真・善・忍」と「法輪大法」の文字がさらに光り輝き、中に佛さまが座っておられました。それを見た瞬間、周りの珠子、紐房の中から一列一列の小さな人が出て来て、よく見ると多くの羅漢さん達でした。何をするのかと思ったら、多くの羅漢さん達が一斉に「私達は大法を護っています」と言いました。私はまたこの光が私の頭上から出てきているのを見ました。

 ある日、天目が開いている同修に、師父の法身はいつも私の頭上に座られていると言われたことを思い出しました。師父の法身は私が作った福字に佛光をあてて、ご加護してくださっていました。私は「修は己にありて、功は師にあり」[2]の法理を思い出しました。この空間では私達弟子がやっていますが、他の空間では、全て師父の法身にしていただいています。そう考えると、私は涙がとめどなく出てきました。師父は法を正し宇宙の衆生を救度されるために世間に来られ、たくさんの苦労をされ、心配をされ、たくさん尽くしていただいています。私達弟子は自分のやるべきことをしっかりとやらなければなりません!

 真相が分かり、福は無限に

 一対一で真相を知らせに出かける度に、私はいつも福字を持って行きました。ある日お店に買い物に行ったら、店員と店のオーナーしかいませんでした。私は彼女達に真相を知らせ、三退を勧め、二つの福字の飾り物を贈りました。オーナーが開いて見て、「この福字はとても素晴らしいですね。ネットで購入した福字の色は濃すぎてダサいデザインでした。これは光り輝いており本当に素晴らしいです。ありがとうございます」と礼を言われました。帰る前に田舎の特産品だと言って、私のバッグに1パックの棗(なつめ)を入れてくれました。

 ある日タクシーに乗ると、車の中に毛沢東の銅像をかけているのを見て、私は運転手さんに真相を伝え、三退を勧め、彼に中国共産党がデマと暴力で庶民をいかに騙しているか、法輪功への迫害の真相を知らせ、彼に早く銅像を外して捨てた方がいいと伝えました。運転手さんはそれは200元以上もして買ったものなので、捨てるのは勿体無いと言いました。「あなたはお金が大事ですか? それとも命が大事ですか?」と聞くと、彼は、「もちろん命の方が大事だ」と答えました。その時にすでに、私が持って来た福字を全て配り終えていました。同修からもらってバッグにかけていた福字の飾り物を急に思い出し、外して車にかけ、運転手さんに、「これは『真・善・忍は素晴らしい』と印字されている飾り物で、これをあなたに贈ります。三退して平安を保つことを祈ります。永遠に『真・善・忍は素晴らしい!』と覚えてください。将来必ず福報が得られます」と言うと、喜んで再三に感謝されました。

 お正月に田舎に帰る度に、私はいつもたくさんの法輪功の資料と福字の飾り物を持って帰りました。弟と弟の妻が修煉を続けているために、迫害された私に同情してくれ、親戚や友達が私をからかった時に、公正に対応してくれました。私はずっと前から彼らに真相を伝え、三退をさせました。弟の妻は農村から市内に進学して先生になりましたが、まだ農村の風俗習慣を守り、お正月や祭日の時には家に観音菩薩や財神の掛け軸と年画を飾る風習を守っていました。私は彼女に、「今の人々は金銭のことしか頭になく、仁義礼智信を無視しています。こんな人は財神を供えてもお金持ちになれませんよ。汚職で一家全員が処刑される可能性すらありますよ」と言うと、彼女は「なぜこんなふうになりましたか?」と聞きました。私は、「私達の師父は『富ありて徳もある』[3]の法理を言われたことがあります。人の財や富は徳を積むことにより得られるものです。前世に積んだ徳が多ければ、今世は裕福になります。今世は裕福でまた徳を積めば、新たな財や富をもたらします。徳を失い、財や富を貪(むさぼる・飽くことなくほしがる)れば災禍しかもたらしません。現今の人々は悪すぎて、神さまや佛さまが管理したくなくなるので、あなたが供えている観音像にも観音菩薩の法身がいらっしゃらず、財神像にも財神がいらっしゃいません。ひいては良くない生霊が付いてしまい、家に置くと逆に災禍に遭うではありませんか?! 私は本当に福報を得る福字を持ってきました。中に私達の師父が加持してくださる「真・善・忍」大法の正のエネルギーがあります。家族の平安を保っていただけるだけでなく、あなた達は徳を積んで善を行い良い人であれば、福報が無限ですよ」と教えました。

 弟夫婦は私の話を聞き、観音菩薩と財神の像を取り除き、真相カレンダーと真相の福字の飾り物に替えました。私はまた彼らに真相レコーダーを贈ると、中には『共産党についての九つの論評』と「我々は未来に告げる」などの真相の録音があり、時間があるときに彼らは聞いていました。

 弟は職を失い、就職するのにストレスが溜まり、体調がずっと良くありませんでした。就職が難しく、生活も苦しんでいました。真相が分かってから精神的に良くなり、体調も良くなり、どんな仕事をしても稼ぐことができました。しかも弟の息子は元気で格好が良く、学校の成績もずっとクラスのトップでした。私は彼らに、「これはあなた達が大法を応援し、大法を信じている福報ですよ!」と伝えました。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一五年米国西部法会での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [3] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「富ありて徳もある」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/10/338754.html )
 
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