早朝煉功の関を乗り越える
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文/中国の大法弟子 楚原

 【明慧日本2017年4月30日】ずいぶん長い間、私は早朝に煉功しませんでした。5式の功法を1日のうちに全部煉ることができず、甚だしきに至っては1日中、煉功する時間が見つからない日もありました。煉功を怠ったために、身体にはさまざまなよくない症状が現れました。両膝がぐったりして命門辺りが酸っぱく張るように感じ、肩や首が凝るし、もみあげの白髪が増えて、体はいつも重く感じていました。時に、夢の中で邪悪と対峙するさい、自分が打ち出した武器は軽く浮き上がり、邪悪を震え上がらせる力がまったくありませんでした。

 私は煉功をしっかり行っていないがゆえに、本体の転化が遅れたのが原因だと知っています。ずっとこの関を突破しようとして、毎日早朝の煉功に参加できるように、師父にも加持をお願いしましたが、自分の意志が弱く、安逸を求める心が強いゆえに、良い状態が長続きしませんでした。

 この間、明慧ネットに掲載された同修たちの煉功に関する修煉体験を読んで、深く感銘を受けました。私は黙々と師父にお願いをしました。「師父よ、弟子の安逸心を取り除き、怠けグセを取り除き、毎朝煉功できるようにどうか加持して頂きますように」

 当日の夜、私は携帯電話のアラームを早朝の3時45分にセットし、夜中12時の発正念のさいも、重点的に自分の空間場にある早朝の煉功を妨害する一切の要素を排除しました。翌朝の3時45分に目覚まし時計が鳴りました。ぼんやりと目が覚めた私は安逸心に駆り立てられて、アラームを一旦止めて、あと少しだけ横になっておこうと考えました。ほんの少しだと思ったのですが、ふたたび目が覚めたのは4時12分でした。私はもたもたせずに早速煉功を始めました。翌朝、私はちょうど3時45分に起きて煉功しました。

 3日目の朝、私は目覚まし時計の音に起こされて、姿勢を横向きに変えてすぐに起きようとしませんでした。突然、1人暮らしの私は、腰辺りを誰かにぐいっと押されたように感じました。私はその勢いにビックリして、早速起き上がって煉功を始めました。師父が弟子の意気地なしを見て焦られて、私を押したと思いました。

 今回、「神通加持法」を煉るさい、私は別世界を経験しました。神通を加持する際、私の体はときどき卯酉周天に沿って左側に向って少し揺れていました。私は強い一念を発しました。「私の体のすべての粒子よ、あなた達はみな私の一部です。今私は入定して功を煉らなければならないので、あなた達も一緒に大法に同化すべきです。いかなる妨害も受けません! 私の入定を妨げる一切の要素を一掃します!」そう思った途端、私の全身に痺れる感じの電流が巡り、体は重々しい盤石のように落ち着いてきて、すぐさま入定しました。その時、私は自分が煉功の音楽に沿って上空へ突き進んでいるように感じ、一層一層の宇宙を突破し、重なる天体を突破し、きらきら光る繁栄の世界と計り知れないほどの衆生の存在を感じました。煉功音楽の中の軽快な木魚の音が天空の中で響き渡り、それは大法の福音で、衆生に永遠と素晴らしさを普くもたらしました。その時の私はすでに煉功の時間に対する概念がなくなり、どれくらいの時間が経ったかは分かりませんが、煉功の音楽が新しい1コマに変わり、師父が計り知れないほどの神々を連れて、神聖かつ純潔な天国の世界から幾重も重なる天体から降りて来られるのを感じました。私は全身が巨大なエネルギーの場に包まれて、涙が勢いよく出てきて、脳裏に2文字しかありませんでした。それが「師父! 師父! 師父!」でした……。

 いまだに早朝の煉功に参加されていない同修の皆さん、どうか自分の主意識を強め、私たちの早朝の煉功を妨害する安逸心を取り除き、怠惰を克服し、早朝の煉功の行列に加わって下さい。真に合格できる正法時期の大法弟子になりましょう!

 合掌

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/17/345740.html)
 
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