【明慧日本2019年10月11日】
屋根から落下しても 60歳代の父親は無事だった
1998年の冬、父は法輪功を修煉してからまだ1年足らずでした。高圧電線を我が村に引くために、我が家の庭にあったエンジュの木を伐採しなければならず、保証金から500元(およそ7500円)が我が家に支払われることになっていましたが、現金では支払われずに借用書を渡されました。
このエンジュの樹齢は30年以上経っており、枝が茂り、毎年、槐米(※)の収獲で数百元の収入を得ることができました。以前の父であれば、樹木の伐採は同意しなかったと思います。父は法輪功を修煉して、物事に対処する時、まず最初に人のことを考えるという法理を理解し、迷うことなく同意したのです。
樹木を伐採する当日、父は屋根に上って手伝いをしていました。父は1本の枝を受け取った時に、意識を失って数メートルの高さから頭を下にして落下しました。すでに60歳を過ぎており、これで一貫の終わりだと現場にいた誰もが思い、恐怖に陥りました。
父が落下した地面には家の壁に沿って白菜が並べられ、水を溜めるカメが置かれ、カメの横に水を汲む水桶が置かれていました。父の身体は白菜の上に落下して、頭は水桶にあたり、水桶はその衝撃で割れていました。
樹木を切っていた若者の1人は、急いで走って来て父に近寄ると、父を起こしながら「大丈夫ですか?」と尋ねると、父はすでに意識が戻り「大丈夫だ」と答えました。そばにいた人は「兄さんは法輪功の修煉者だから、師父が守ってくださり無事だったのです」と言って、皆と一緒に父を支えて部屋に戻りました。父は椅子に座り、めまいもなく、全身を調べた結果、どこもケガをしていませんでした。ここに居合わせた人達はこの奇跡を称賛して、帰って行きました。
この出来事は瞬く間に村中に伝わり、父は法輪功を修煉して師父に見守られているので、無事だったと知った人々は、次々と修煉を始めました。この山村の小さな村は1999年までに、数十人が法輪功の修煉を始めました。
もし、父が法輪功を修煉していなければ、20年前のあの日、きっと父の命日となっていたに違いありません。大法の師父が、父に新たな生命をくださいました。
第五式の煉功をして骨折した腰が完治する
1998年、母に法輪功を勧められた私は、数カ月間、法輪功を修煉していました。私は学歴が低くて学法が少なく、法理に対する深い理解ができないうちに酷い迫害が始まり、そのため私は修煉をやめてしまいました。当時の我が家は幼い子供が数人いて、学校に通わせるために一心にお金を稼ぎ、毎日三輪車に乗って物品を売っていました。
1999年の年末のある日、私は三輪車を運転して不注意で大きな石に衝突し、三輪車は横転して腰を骨折してしまいました。病院で検査した結果、医者からは「すぐに手術しなければ歩けなくなる」と言われました。私は家に戻り悩みました。子供を学校に通わせるだけで精一杯で貯金などなく、どうやって手術費用を工面すればよいだろうか? 手術すれば誰が看病してくれるのか? 家のことは誰に頼めばいいのかなど、考え込んでしまいました。
夕食後、私は電球をつけたまま目を閉じて、背を壁に寄りかかりながら、横になって悩んでいました。ウトウトしていると人影が見え、その人は電球の灯りを背にして、私に言いました。「あなたは病気を治療するためのお金がないようだが、お金が山ほど積まれている場所を知っているので、これから取りに行きましょう」と言われましたが、私は「それは私のお金ではないので、受け取ることはできません」と答えました。
その人は「あなたはお金に対して、さほど執着していないようだね。それならば、なぜ煉功しないのでしょうか?」と言われ、私はハッとしてすぐに目を覚まし、部屋の周りを見渡しましたが、人影は誰も見当たりませんでした。そこで私は、師父が啓示してくださったのだと悟りました。
翌日の夕方、私は村に住む同修の家を訪ねました。中国共産党が法輪功を弾圧してから、煉功をしていないのですが、この村にいる数人の同修は夜中に一緒に煉功をしています。そこで同修たちと再び出会い、長い間煉功をしていないのに、今になってなぜ煉功を始めるのかと聞かれました。私は正直に自分の現状と、師父が啓示してくださったことを伝えました。
この日、腰の痛みで動功を煉功することができず、私は同修たちと第五式の功法を煉功しました。すると私が印を結ぶと、すぐに冷たい風が次々と私の腰に入り込み、耐えられない痛みでした。しかし身体が浄化されていると分っていたので、歯を食いしばりって酷い痛みに堪えました。 しばらくして今度は、一陣の熱風が腰に入り、腰の痛みが和らいでとても楽になりました。
このようにして冷たい風と熱い風が交互に4回ほど繰り返して腰に入り込み、煉功が終わると腰の痛みがすっかり消え去りました。師父は私を見守ってくださり、私の業力を取り除いてくださいました。
私は感激して師父に感謝を申し上げ、心の中で今後、どんなことがあっても修煉をし続けると決心しました。同修達も大法の奇跡を目にすることができました。
翌日から私は仕事ができるようになり、庭に土を敷くためにトラック7台分の土を私一人で運び、1日で終わらせたほどです。その後、体力を要する仕事が全てできるようになりました。煉功を再び始めたその日から、私は師父の説法を毎日聴き、煉功を行ない、衆生を救う修煉の道を歩み続けています。
大法を修煉できたことはこの上なく素晴らしく、私は師父に見守られており、とても幸せです!!
※ 槐米(かいべい:若葉はゆでて食用とし、またお茶の代用とした。漢方ではつぼみを槐花・かいか、または槐米とよぶ。