警察官の態度は直ちに変わった
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年7月1日】同修のAさんと交流する中で、次の話を聞きました。2日前、彼女は数冊の大法の真相資料を持って出かけ、資料を配りながら、直接世間の人に大法の真相を話し、三退を勧めました。ある30代の若者に資料を渡した時、その人は資料を受け取り、「これは法輪功のものですか? あなたはいい度胸があるね。おれの仕事を知っているか」と言って、警察手帳を取り出し「警察官だ。法輪功を取り締まる者だ」と言いました。警官は怒りを爆発させながら、手に持っている定期刊行物を振りながら、「よくこんなものをおれにくれる勇気があるね。本当に胆っ玉が大きい」と叫び、証拠を掴んだように、同修を連行しようとしました。

 この時、Aさんはまったく怖がらず、私服警察官の警察手帳を受け取って確認してから、穏やかな口調で「あなたは幹部ですね。でも一言言っておきますが、くれぐれも法輪功を迫害しないようにしてください。なぜなら、あなたは幹部でしょう、徳がなければ幹部にはなれないですよ。しかし、法輪功を迫害すれば、あなたは徳を失うだけでなく、悪報も受けるでしょう。あなたの肩書がなくなりますよ。でも、もしあなたが大法弟子に優しくすれば、徳を積むだけでなく、これからどんどん昇進し、福報も得られるでしょう。くれぐれもこのことで自分の将来を台無しにしないでください。ご家族にも万が一のことを考えて逃げ道を残してください」と言いました。すると、先程、恐ろしい態度を取っていた警官はぷっと笑って、ちょっと沈黙してから、「もういい。帰っていいよ」と言いました。

 Aさんがその場を離れようとしたら、警官はさらに、「最近、新しい上司が異動して来て、法輪功への取締りが厳しくなっている。あちこちに私服警官がいるから、気をつけなさい。他の人にも言ってあげなさい」と言いました。Aさんは笑顔で「分かりました」と返事したそうです。

 真相を伝える中で、同修達にとって、警官に遭遇すること、特に私服警官に遭遇することは最も厄介なことです。そうなった場合、心が乱れ、どう対応すればいいか分からず、緊張する中、正念を失ってしまうことが多いようです。しかし、Aさんの場合、「警察官も救うべき衆生で、彼を救う機会を失ってはいけない」と強い正念を持っていました。そのため、Aさんは穏やかな気持ち、動じない態度、優しい言葉でその人の背後の邪悪を解体しました。そして、「安全に気をつけるように」と言ってくれるまでに、警官の態度を変えたのです。Aさんの正念と境地に敬意を払います。

 一方、大法弟子を迫害する人たちが悪報に遭う例はますます多くなっています。腐敗の名義で逮捕され、刑を科されるほかに、不治の病になって、家族にまで災いを及ぼす人も相当多いのです。すこし賢い警官であれば、誰でもおかしいと感じているはずです。もう本気に中国共産党に命をかけて働く人はいないでしょう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/6/23/350077.html)
 
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