中国からの投稿 3題
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明慧日本2017年8月4日】

「おかしすぎるじゃないか?!」

 ある日の午前10時頃、日差しは清々しく、いいお天気でした。

 北京のある中心街の賑やかな店の前の階段で、十数人のお年寄りが座ってひなたぼっこをしていました。

 あるお年寄りが「今、本当におかしくて、理解できないことがたくさんあるね。うちのマンションに住んでいる女性はとてもいい人なのに、2日前、警察官に連行されたよ。噂では、彼女は通行人に『真・善・忍』とか、良い人になろうとか伝えていたそうだ。一体それのどこが良くないのか!?」と言いました。

 もう1人のお年寄りも「そうなんだ、うちのマンションの廊下に貼ってあった『良い人になって、平安を守ろう』のポスターが全部剥がされたよ」と言い、そして、杖でヌード写真入りの広告を指して、「このような女性の広告は老若男女の誰もが見ているのに、誰も取り締まらない。恥ずかしいね! おかしすぎるじゃないか?!」と怒って言いました。

会社の幹部 右手を挙げて三退を誓った

 同修のAさんはある会社で警備の仕事をしています。同僚は彼が人に優しく、穏やかで、休憩時間に、いつも一冊の本を読んでいるのを皆知っています。

 会社のある幹部はとても不思議に思い、何の本を読んでいるのかとある日、やって来ました。Aさんは正々堂々と自分が法輪功の修煉者であることを話し、そして、その幹部に大法真相を伝え、さらに三退を勧めました。

 幹部はすぐに三退を表明しませんでした。しかし、彼は「大法はとても素晴らしい」と思い、そして、Aさんから『轉法輪』を借り、「帰ってから読んでみたい」と言いました。

 その後、幹部は仕事の合間によくAさんの所に来て雑談し、そして、いろいろ質問をしました。Aさんは再び彼に「三退をして平安を守りましょう」と勧めましたが、しかし、彼は「私は無神論者です」と断りました。

 ある日の夜、Aさんは彼を外の空き地に案内し、そして「ここには誰もいないですね?」と確認してもらいました。その後、彼を宿直の監視室に連れて来て、先程の空き地が写っている監視カメラの映像を見せ、「ほら、これはなんでしょう?」と言いました。彼はとても驚きました。誰もいないはずの空き地に、なんと多くの人影が写っていたのです。

 Aさんは、「人間の目の見える範囲はとても限られています。この範囲を超えると、人間の目にはもう見えません。しかし、人間に見えないからと言って、そのものが存在しないとは限りません。監視カメラは拡大する技術を用いて、人間の目に見えないミクロのものを拡大して、見えるようにしたのです」と言いました。

 この幹部は「なるほど、人間の目に見えないものは存在しないとは限らないですね」と言いました。そして、とても厳粛に右手を挙げ、「断固として加入した中国共産党の関連組織・共産主義青年団と少年先鋒隊から脱退します」と誓いました。

社長 「法輪功の修煉者が仕事を求めて来たら、私はまだ採用する」

 中国共産党の両会(「全国人民代表大会」と「中国人民政治協商会議」)が開催される前、東北のある町の区役所から、地元のある会社の社長宛に電話が入りました。「あなたの会社に○○○という人がいますか?」と聞かれ、社長は「なんのご用ですか?」と聞くと、相手は、自分は区役所の党書記と言い、「○○○は法輪功を修煉しているから、気をつけなさい」と言いました。社長は「法輪功を煉功する人のどこが悪いのですか? 彼らは欲張りでもないし、うまい汁も吸わないし、しっかり仕事をして、皆良い人ですよ。法輪功の人が仕事を求めてきたら、私はまだ採用しますよ」と言いました。

 区役所の党書記は両会が開催される前、「気をつけなさい……」と電話をかけてきたのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/28/351270.html )
 
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