文/中国の大法弟子
【明慧日本2017年9月25日】私は1995年に法輪大法の修煉を始めました。その前の20年は別の気功を練っていて、様々なトラブルを経たあと、ついに大法を得ることが出来ました。この内心の喜びは言葉では言い表すことが出来ません。法輪大法に対する迫害が始まり、刑務所で5年、労働教養所で1年3カ月など数々の迫害を受けて、労働教養所から帰って来ると、また洗脳班に入れられ、刑務所病院で三十数日の断食をしましたが、私はいずれも確固として歩んできました。その後の正法の進展の中でもずっと積極的に参加しましたが、すでに正法の最後まで歩んできたとき、私は最後に大きく転んでしまい、すんでのところで命を落とすところでした。以下で自分の間違ったところを認識し、交流したいと思います。
師父の2017年5月14日の『ニューヨーク法会での説法』を何度も読んで、とても大きく感受しました。私は大きな間違いを犯しました! 師父は洪大な慈悲で私を見捨てられず、補う機会を下さいました。まず私は自分の犯した間違いと罪をはっきりと認識したいと思います。
同修の何回もの助けの下で、私は犯した大きな間違いを全面的にはっきりと認識しました。私はマルチ商法に対してずっと曖昧にしてきて、間違いを重ねてしまったのです。本来すべきでない「険悪なこと」を良いことのように大々的に行いました。これが第一に自分を駄目にし、同時に引っ張ってきた同修も駄目にしました。
マルチ商法への参与は自分を駄目にし、同修をも駄目にする、この言い方はちょっと言い過ぎでしょうか? そんなに厳重なことなのでしょうか? 明慧の交流文章の中には、「大法弟子はマルチ商法をしてはいけない」があります。師父は早くから『二〇〇四年ニューヨーク国際法会での説法』の中で、マルチ商法について説かれたではありませんか。『二〇一四年サンフランシスコ法会での説法』で師父はまたマルチ商法に関することを説かれました。師父の説法に照らしてみて、やっとマルチ商法に参与することは、巨大な罪業を作ることになると分かりました。大変恐ろしいことです! 私が積極的に金融投資に参与していた時、なぜ師父がこの方面に関する説法を説かれたことを知らなかったのでしょうか? 事が発生する前に、何人かの同修が私に指摘してもらったことがありましたが、特に気にもしませんでした。
マルチ商法は上下に利益関係があって、上は下の利益を得ることが出来て(メリット)、これによって上を刺激して発展させ、もっと多くの下の会員を獲得すれば、更に大きな利益になります。現在の金融投資もマルチ商法のような営業方法がその中に入っています。あなたが知っても知らなくても、あなたが普及することに参与すれば、つまりマルチ商法をしたことになります。
私は当時、金融投資にマルチ商法が含まれていることを知らず、大々的にそのことを普及させました。また間違った認識があり、投資を仕事に代替したことが、間違った主要な原因の一つです。物事の因縁関係は私たちには見えず、修煉の道も自分が按排出来るものではありません。自分のことを聡明だと思い、最終的に深い落とし穴に入り、多くの同修に迷惑をかけました。願望がどんなに良かったとしても、肝心の方向が間違い、道を間違えてしまったのです。
自分が刑務所、労働教養所から帰って来たとき、年齢も高く、身体の調子が良くなかったため、仕事が限定されていましたが、一般の仕事もやりたくありませんでした。ずっと家にいて仕事につかず、最初は父母と同居していました。しかし、父母が相次いでこの世を去ってから、父母の残したわずかな貯蓄で暮らしていました。「座して食らわば山も空し」(怠けていれば、どんなに財産があってもなくなってしまうこと)のように、持っている貯蓄はますます少なくなっていき、利益心は絶え間なく私を駆り立て、マーケットでいつも言われるように、「金を以て金を探す」ほうが手っ取り早いのです。いつも手元にお金が多くあればいいと思って、利益心で間違って走ったことが、もう一つの原因です。
またもう一つ重要なことは、数年来、私はずっと落ち着かない状態で、放浪していました。同修の間を行き来して学法しましたが、煉功は保証しがたく、こまめに補足せず、長い時間が経ってしまいました。学法がついていかないことがすでに問題ですが、加えて心が静かにならず、法を学んでも心に入ることは難しかったのです。これは私の修煉の大きな漏れで、後に悪い結果を引き起こしました。
同修の助けの下で、私は間違いを犯した厳重さをさらに認識するようになりました。同修を引っ張って参与させ、お金を投資させたことは、同修を駄目にさせることで、1人を引き入れれば1人を駄目にするのです。大法の資源を破壊することになり、正法を妨害して破壊の作用をするのです。この罪はとてつもなく大きくて表現しきれず、これこそが天罪なのです。この期間、私はたくさんの同修を引っ張って来てこのことに参与させ、犯した罪の大きさ、悪さは、とっくに天罪に値するものです。
同修を引っ張って来て金融投資に参与させたことは、最も良くありませんでした。もしかしたら、同修に困難をもたらすかもしれず、ある同修はもしかして借金して投資に参与したかもしれません。誰しも突然、何かあった時に急にお金が必要になるかもしれません。しかし投資のお金はすでに回収出来ず、また取り出すことも出来ず、これはまさに手遅れになったのではありませんか? もし大法を実証するためにお金が必要になった時に、このことは妨害になり、破壊の作用を働いたのではありませんか? 本当に釜底抽薪(ふていちゅうしん・根本にある原因を取り除かなければ、問題を解決できない)であり、破壊の作用になるのです! 行なったことは魔がやりたくても出来ないことで、破壊の作用を引き起こしたのです。また、このことで家庭内のトラブルと社会の負の影響を引き起こしたかもしれません。この期間、私が引っ張って、このことに参与させて害を受けた同修に、私は誠心誠意心を込めて、あなた達一人一人にお詫びします! 同時に、あなた達が金融投資から目覚めて、自分に回帰することが出来るように希望します。私は現在、償還する能力がありませんが、私は能力があれば自分の罪を補償するつもりです。
私が投資活動に参与して積極的に広めていた時、これが間違いだと知りませんでした。絶え間なく壁にぶつかる中で目覚めていき、また、身近な同修が再び参与しないようにと教えてくれました。今年の5月下旬に絶えず咳が出始め、息切れして痰を吐きました。疲労と痛みが身体に圧し掛かり、私の意志を抹殺しようと、本当に命を取りに来たようでした。数年来、修煉して、私も大なり小なりの各種の魔難を経験してきて、いくらかの関を乗り越える基礎を築きましたが、今回の難はとても大きく、あっという間にやせ細って皮だけになり、歩くことも食事をすることも困難になりましたが、師父はこんな私を見放されず、ずっと機会を与えてくださいました。もし師父が私のために受け持ってくださらなければ、私が今生きていることさえ想像できません。数十日の間、私はずっと疲労と痛みで、咳をしながら非常に苦しかったのです。
まだ金融投資に参与している同修が早く目覚めて、直ちに投資を停止するように、再び自分と人を害さないように望みます。私は身をもって投資に参与し、広め、宣伝したことによる悪報を経験しました。現在の金融投資は、とっくにマルチ商法の営業手段が中に入っていて、あなたが参与して広めると、すなわちマルチ商法をしていることになるのです。これらの同修が早く戻って来られるように切に望みます。間違いをはっきり認識して、正しく行い、補うように願っています。
弟子は、師父が再び命を救って下さったご恩に感謝いたします。
以上は、私の現在の認識で適当でないところは、同修の是正をお願いいたします。