『二十年説法』を学び、悟ったこと
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2020年8月31日】今朝、功を煉った後、家族の同修の一人が「昨夜、師父が私達をつれて『二十年説法』を学ぶ夢を見ました。とてもリアル(現実的)な夢でした」と言いました。

 この夢は、どんな注意を私達に促しているのでしょうか? 長い間、師父の『二十年説法』を学んでいなかったため、『轉法輪』を学んだ後、私達は各自で『二十年説法』を学び、そして夕食後に集まりもう一度学びました。

 これから私は、師父の『二十年説法』を学んだ際の個人的な認識を皆さんと交流したいと思います。

 一、正念で邪悪の最後の狂気に対処する

 最近、中国共産党は内外共に困難に見舞われています。崩壊に直面する最後の時刻が近づいており、最後の狂気じみたことが現れました。各地で邪悪からの妨害が大きくなり、一部の地区では洗脳班が復活し、また一部の地区では広範囲にわたり大法弟子が連行されました。

 このような状況に直面して、多くの同修は一定のプレッシャーを感じ、私自身にも恐怖心が生じました。

 師父は「魔難にしても、邪悪な迫害にしても、どのように歩んできたにせよ、皆さんは本当に乗り越えました。残ったものは大法弟子の全体を破壊する力がすでになく、しっかり歩まなかった人に対して、一部の地区ではまだいわゆる試練があります」[1] と説かれました。

 私はこの法を読んで啓発されました。つまり、私達に邪悪のことが大きく見えており、「邪悪は最後の狂気を起こす」と思っていた自分が間違っていたことに気づきました。よく考えてみれば、邪悪は何年経っても、悪事を働くことを止めたことがありません。 嫌がらせや連行されることが、いつなくなったでしょうか?  邪悪は毒薬と同じであり、完全に破壊されない限り邪悪です。毒薬が人を害さないことは、あり得ないことです。全ての迫害の現れは、人対人の迫害ではありません。私達は大法弟子であり、師父が私たちを見守ってくださっており、守護神も私達を見守ってくださっていますが、そうであれば、誰が無理やり私達を迫害する勇気があるでしょうか? 旧勢力が大法弟子の人心をめがけているのであり、中国共産党を操って悪事を働いているのです。

 実は、法を正す中で邪悪はどんどん滅ぼされていくだけです。いつ、どの地域でも邪悪による迫害が起こり得ますが、特に広範囲な連行が起こったならば、それは決して偶然なことではなく、邪悪が再び本当に狂気を現しているのではありません。長年のことを思い返してみると、私が知っている範囲でも、広範囲な連行が起こった地区については、いくつか思い当たることがあります。

 1、法を乱す(講演をして法を乱す)という現象が深刻な地区では、多くの同修がそれに参加し、人に学び、法に学ばないことが一般的にみられます。そして明慧ネットを読まず、明慧ネットを重んじないことが通常に見受けられます。

 2、修煉者の間でお互いに内に向けて探すことができず、トラブルが非常に激しくなります。派閥のようにグループを形成し、それに深く関わる多くの修煉者の問題は長期化します。

 3、お金の扱いが不適切です。資金集め、マルチ商法、同修との繋がりを利用した「販売ネットワーク」を形成しています。

 4、ある地区では、修煉者の間にだらしなさ、気の緩み、感覚的な麻痺が蔓延しています。身の安全に注意しない現象が非常に突出して現れています。情報セキュリティリスクのある通信やソーシャルソフトウェアが広範で使われていることや、頻繁に交流会を開催し多くの学習者を集めていること、いくつかの例では多くの学習者が集まり24時間続けて法を学ぶ等、極端になっています。

 長年にわたり、大規模な連行が起こった地区では、上記のような状況が存在していることを私は知っており、また実際に見てもきました。他にも様々な原因があるかもしれませんが、どんな原因であるかに関わらず、実質は大法の要求に従って行なっていないため、邪悪に隙に乗じられてしまったのです。 師父は私達に「本当に正道によって修煉すれば、誰もあなたを勝手に傷つけたりすることはできません。それにわたしの法身に守られているので、何の危険も起こらないのです」[2] と教えてくださいました。

 邪悪がどんなに一時的に狂った行動をしても、修煉者は修煉者の基準に従って行ない、大法の中で自分自身を正し、あらゆる不正な状態や現象を排除すれば、邪悪は自滅していくと私は思います。 同時に、私達には師父から与えられた佛法神通力があり、私達が正念を発することを重んじて回数を増やせば、迫害は大法弟子の強大な正念の中で崩壊していくはずです。

 師父は「この世で現れたそれらの悪人は非常に悪いのですが、その人がそれほど凶暴なのは、背後で邪悪が支えているからです。その邪悪を消滅してしまえば、その人も凶暴でなくなります」[1] と明確に教えてくださいました。

 また、師父は「大法弟子に悪事を働くものは表面に現れません。背後の要素を解決すれば、表面がどうなるかを見てみてください。人間に背後の要素がなければ、あなたの言うとおりになります。あなたは修煉者で、能力を持っており、神の道を歩んでいる生命であるのに対し、相手は常人で、力がないのです。ですから、いつも表面の人間ばかりを見ないで、背後の要素を解決してはじめて、根本から問題を解決することができ、情勢を変化させ、人間を変化させることができます」[1] と説かれました。

 二、迷った学習者を時間内に目覚めさせ連れ戻す

 師父は「以前は一部の大法弟子がまだ表に出ておらず、できるだけ彼らが表に出られるよう、待ってあげる必要がありました。この時間もますます少なくなりました。中国大陸から出てきた学習者に会うと、まだ表に出てきていない学習者が早く出てくるように働きかけ、また方向を見失った学習者に早く真相を伝えるようにと伝えています。そうしなければ、彼らに最も惨めな結末が待っています。修煉なので、子どもの遊びではありません。特に、大法弟子はそれほど大きな歴史的使命を背負っており、この使命は無量無数の生命の存亡に関わっているので、一大事ではありませんか? 非常に大きいのです」[1]と説かれました。

 実際、誰が見ても分かるように、本当に法を正し終わるまで、もうそう長くはないでしょう。もし、私達がこのように迷ってる修煉者を知っているならば、本当に助けてあげるべきです。大法の真実を伝え、目覚めさせてあげなければならないと思います。

 個人的な認識なので、適当でないところがあれば慈悲なる指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十一』「二十年説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/17/410605.html)
 
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