江沢民を告訴し 孟艶さんは長春女子刑務所で2年間迫害
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 【明慧日本2018年6月28日】吉林省松原市乾安県に住む今年70才になる法輪功学習者の孟艶さんは、長春女子刑務所で2年8カ月の迫害を受けた後、2018年の4月20日にやっと家に戻ることができた。以下は彼女が受けた迫害を訴えたものである。

 2015年8月19日午後1時すぎ、乾安県の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の長・李健や、徐立華、李偉らが、法輪功迫害の首謀者の江沢民を告訴した私の告訴状を持って、家を探し出し、ドアを開けるように言ったが、ドアを開けなかった。警官らは、見境も無くドアを叩き壊し、鍵を壊して強引に家の中に飛び込んで来た。入口で徐立華の身分証明書を提示しただけで家宅捜索し、すぐに私の私有財産であるパソコンや携帯電話、コピー機とコピー用紙20箱、インク、ビデオデッキ、携帯音楽プレイヤー、ポータブルラジオ2台、法輪大法の書籍などを押収した。

 その時、中学校に上がった孫が、この一切を目にして驚きのあまり真っ青になった。その後、警官らは私を乾安県の公安局へ不当に連行した。私は、何度も江沢民を告訴することは、憲法で認められている国民の権利であり、法輪功を学ぶのは合法である。そして、私が所有する私有財産を押収する行為こそ違法であり、あなた方は法的責任を負わなくてはならないと何度も強く訴えた。

 国保大隊のこれらの人員は私の制止を聞かず、私を松原市の看守所へ送った。私はそこで11ヵ月と15日間不当に拘禁された。国保大隊の人員は組織を利用して法律の実施を破壊した、という罪名で私を起訴し、裁判所で懲役3年の不当な実刑判決を宣告された。当然私は法律を犯していないので裁判所の判決を不服とし、裁判官の主張を全て拒絶し、サインもしなかった。2審の控訴も却下され、2016年8月不当に長春女子刑務所へ送られた。

 長春女子刑務所は人間地獄の様な所で、刑務官も国保大隊の手先で、刑務所に入って来た者がどういう人であろうと、法輪功学習者でありさえすれば決裂書を書かなければ、拷問の一つ、プラスチック製の手のひら大の小さな椅子に、無理矢理に1日中不動でずっと座らせ続ける。しかし、その他の犯罪者、たとえばどんな重い罪を犯した者でも、これらの酷刑を受けることはない。所内で法輪功学習者だけがこのような酷刑を受けている。

 早朝5時30分から夜10時まで、食事の時間を除く、1日に16時間近くずっと小さな椅子に座らされる非人道的な拷問が続く。私は痩せて骨と皮になり、刑務所の中はジメジメして蒸し暑く、薄いズボン1枚をはいているだけなのに、数カ月のうちに臀部が腐爛し始めたほどである。

 私が薬を飲まないため、刑務官は私の血圧が高いからと言い、薬をご飯に混ぜたり、水に溶かして入れたり、なんとかして薬を飲ませようとしたが、私は依然として拒否し続けた。そのため私を医者に連れて行き注射をした後、刑務所の1階から4階へ移動させ、毎日法輪功の先生と法輪功を謗(そし)る本を読むよう強制された。この時、刑務官らは私に「五書」を書くよう迫った。私は書けないし、書かないと言うと、よく書けている手本の文章を持ってきて、私に写すように強要し続けた当時、毎日このような扱いをされることに、私の心は疲れ果てていた。

 
(中国語:www.minghui.org/mh/articles/2018/6/3/368361.html)
 
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