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自己を突破し、環境を作る


文/河北省山区の大法弟子

(明慧日本)7.20の迫害が始まって以来、私は常人に対して消極的になり、常人に真相を伝えることもあまりしなくなりました。しかし妹と一緒に仕事をする中で、妹は人に会うと直ぐ三退のことを説明しますので、私も妹とお互いに協力して、次第に真相を伝えるようになりました。しかし、私は結婚し、家族と別れて嫁ぎ先の家族に真相を伝えることができず、また前の状態に戻りました。

 ある日の昼ごろ、私はお母さんと交流するときに、お母さんになぜ真相を伝える勇気がないのかを聞かれたが答えませんでした。引き続き3回も聞かれたので、しようがないなと、やきもきします。しかし、師父がお母さんの口を利用して私を悟らせているのだと思い、言葉の中から厳しさに気づきました。私は落ち着いて考えてみました。嫁ぎ先で、常人に直面するときに、私の心では真相を伝えなければ行けないと思っていても、口には出せず、たまに夫に言うだけで、言いたいことを思う存分言えませんでした。いつも何かに妨げられているようで、常人と話をするけれども、真相の話に切り替えようと思うと、難しく感じました。

 数日前に『転法輪』を学んだときに、「難しいと言う人は、こういうものを捨てられないからにほかなりません。功法を修煉すること自体はそれほど難しくなく、次元を向上させること自体には、それほど難しいところはありません。人間の心を捨てられないから、難しいと言うのです。」。これは私を悟らせているのではないか、人心、メンツを考える心、恐れる心などが私を妨げているのではないかと思いました。

 前回は、二人に真相を言うことが出来ました。一人は夫の兄で、一人は夫の義理の妹でしたが、また他人には言う勇気がありませんでした。こんなに近い関係なのに、私は躊躇しました。特に義理の妹に言う勇気がなく、心の中は大きな石に押えられているようで口から言葉が出ず、悔しく思いました。私は師父に加持を求め、また発正念もしました。突然私の口から「法輪功にたいして聞いたことがありませんか」と一言が出ました。一瞬に肩から重荷を下ろしたようで、言うことがとても楽になりました。義理の妹は納得出来ない様子でしたが、私はついに話すことができ恐怖心を突破しました。師父に前へ押されて進んだ気がしました。

 実は、私は去年6月から夫の友達の奥さんに真相の説明を始めました。しかし、オリンピックのために、中共が私を探しに来たので、恐怖心が出てきました。その上、当時子供を出産して1か月間の養生をとっていたので、真相を伝えることにますます怠けて、正々堂々として法を実証することができず、恐怖心を増しました。

 実は、私は嫁ぎ先で評判の嫁で、嫁同士の関係も良く、親孝行でした。なぜなら、私は1996年から大法の修煉を始めました。常に心の底から「真善忍」に基づいて自分を律することが出来たからです。しかし、法輪功が弾圧され、恐怖心の余り家族に真相を伝えることができませんでした。自分の部屋に戻ると学法と煉功をし、発正念をして、修煉と生活を分けていました。

 ある日、私は妹と交流するとき、妹に「姉さんは自分を実証していて、法を実証していない、『大法は盗んではいけません』の経文を読んで」と言われました。師父はまた妹の口で私を悟らせてくれました。私はすぐに恥ずかしくなって、「そうね、私は行けませんね」と言いました。修煉者として、寛容と慈悲は生活の中で現れてくるのです、今は大法が弾圧を受けているからこそ、法を実証するべきではないか。人に大法の素晴らしさを知らせて、真相を分からせて、脱党させることが私達の使命ではないかと悟りました。

 私の実家は全員修煉者で、実家に帰ると家族と交流し、家族と一緒に真相資料を配り、全体に溶き込む気がします。自分の家に帰ると、1人で煉功しなければならないので、怠けてしまうことがあります。私はいつも自分に精進するように気づかせており、環境は自分で作るべきだと思います。自分がしっかり行うことさえすれば、すべてがよくなると思っていました。私の娘は、今10ヶ月になり、真相のDVDや、大法の歌、法輪図形を見ることが好きで、私の実家で一緒に法を学ぶときは、とても嬉がっています。私は結婚してからのこの2年間、6,7人に真相を伝え、そのうち2人に三退を勧めただけです。私は本当によく大法を実証できませんでした。

 ある日、私は夢を見ました。村中の人が私の家に来て、庭も家の中もすべて村の人で、私の家で食事をしていました。私は彼らに真相のDVDを見せました。すると皆が笑顔で受けとめていました。。師父は「彼らがかつてどれほど偉大な生命だったのか皆さんも考えたことがなく、彼らはこれほど大きな危険をおかすまで、この世に身を投じて、ここまで危険なところに下りてきました。このことだけでも皆さんは彼らを救い済度し、彼らを連れ出すべきです」(「新唐人テレビ討論会での説法」)とおっしゃいました。

 村全体で修煉する人は私1人しかいないのです。この村の人々は私が真相を伝えて、救い済度することを待っています。しかし、私は長い間安逸を求めていましたので、本当に恥ずかしく思いました。もし私が救わないと、村中の多くの人々は中国共産党が滅びるときに一緒に劫難に遭います。これを思うとぞっとします。

 私はこの体得を書くときに、自分の多くのよくない心を探しました:恐怖心、メンツを重んじる心、安逸を求める心、自分を実証する心等などです。本当にこれらの心を取り除いてから、真相を伝える中で、自分を精進させたいと思います。まず、自分の村の人に真相を伝えること、次に子供を良く導いて、自分の修煉環境を作って、師父が衆生を救い再度するために延ばしているこの時間に、自分が先史に立てた願を達成し、師に随って円満成就したいと思います!

 2010年1月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/3/215642.html

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