神韻は同修を目覚めさせた
(明慧日本)ある日の午前、ドアをノックする音がしたので、ドアを開けて見ると、なんと昔の同修でした。彼女は悲しそうな、苦しそうな顔をしていました。彼女は「この数日頭が割れそうに痛く、高血圧の病気が再発したのかもしれません。診察のため病院に連れて行ってもらえませんか」というのです。私は彼女を一目見ましたが、返事をしませんでした。なぜならば、私は彼女のことを心配していたからです。
1999年7.20以後、この同修は恐怖心により修煉を放棄してしまいました。その後、彼女は何回か夫に連れられて病気治療のため、病院へ通っていました。私は何度か彼女に会い「修煉の道に戻るように、師父はあなたを見捨てないでしょう。同修もあなたの帰りを待っています」と勧めていました。彼女は夫に対する情を放下できない。夫に愛されていると言いました。特に『共産党についての九つの論評』が出版されてから、彼女は私たちが政治に参与していると思い込んでいました。
私は、「多くの大法弟子が共産党の迫害により殺害されました。共産党政権が樹立されて以来、毎回政治運動を起こすたびに多くの中国人が殺害されました。師父はより多くの衆生を救い済度するため、『共産党についての九つの論評』をもって共産党の化けの皮を剥がし、真の姿を暴露して、それによって衆生が救い済度されるようにされたのです。あなたは経文の『政治に参与しているのではない』を読んでください。すべてが分かると思います」と話しました。
それでも彼女は修煉に戻りませんでした。今日、彼女が来てくれたので、これも彼女を助けるよい機会だと思いました。師父は1人の弟子もこの世に残したくないのです。師父は私たちのことを自分よりも大切にしてくださっているのです。最近の明慧ネットの報道によりますと、正法に参加していない同修、修煉を放棄していた同修、改宗した同修らが相次いで戻っていることを知りました。当地区においてまだ戻っていない同修がいますので、みなが心配しているのです。
今日、彼女が訪ねてきたのも、修煉に戻る時期が来たのだと考えました。私は彼女を部屋に案内し、座らせました。私はテレビをつけ、神韻芸術団の公演DVDを再生しました。彼女はテレビを見ながら涙をポロポロこぼしました。彼女は見終えてから煉功を始めたのです。
食事の後、私たちは『転法輪』を一講読みました。彼女は「私は長い間修煉の道から外れていたので、正法の進展についていけないのでは?」と心配していました。私は「そんなことを心配しなくてもいいですよ。あなたに修煉に戻りたいという一念さえあれば、師父が必ず見守ってくださいます」と言いました。それから、私は師父の説法を保存したMp3を渡し、経文を学法するように勧めました。彼女はいまグループ学法に参加し始め、真相を伝え始めています。
2009年1月30日
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2010/1/22/216673.html)
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