内に向かって探し 真に修める(二)
文/中国の大法弟子
(明慧日本)ある日、夢を見ました。私の不精進で、三つのことをしっかりしておらず、師父に按排された道を着実に歩んでいないため、私の空間場の中の衆生はみな家の中にこもっており、邪悪の卑しい鬼が団地内をうろうろしています。翌日、私が学法すると『転法輪』の「主意識をつよくもつべし」の中に、「しかし、常人社会の中で迷う人間が、名誉、利益、色欲、意地などのために生じた意識は、時間が経つにつれて、しだいにある種の強い思想業力となってしまいます」とありました。これでよく分かりました。思想の中にいつも名誉、利益、色欲、意地が反映して、思想業力が私をぼんやりさせ、内に向かって探さないようにさせているのです。大法弟子として、私は学法をしっかりしたうえで、発正念をし、自分自身の空間場を整理して自分の言動を正さなければなりません。
同修の間に現れた人心は、わかりづらく、一旦見つけたらすぐに捕まえて消滅しなければなりません。この交流文を書く直前に、ある良くない事が発生しました。最近、私たちはプリンタと関連ソフトを改善するため、技術関係の同修に助けてもらおうとしました。妻(同修)はある若い同修夫婦に連絡して家に来てもらいました。操作をする間に、パソコンのすべてのシステムを入れなおした方がいいのではないかと言われ、妻が前と何の区別があるのかと聞き返すと、同修は、違いはないが、これらのソフトはすべて明慧ネットからダウンロードした最新のソフトだと答えました。
私はやり直したくなかったのですが、人情やメンツを考慮しました。いままで法器(プリンタ、パソコンなど)と上手く協力しているので、やり直さなくてもよいと思いました。しかし、メンツを考慮して言わなかったのですが、システムをやり直す中でいろいろな問題が見つかり、結局以前のように復元しました。これは師父の啓示だと悟りました。三つのことをする中で人心を取り除くべきで、自分の言動を正し、慈悲なる善意をもって同修と衆生に対処すべきだと思いました。
同修が帰った後に、私たち夫婦はもう一度交流しました。そして、同修への情、区別する心、顧慮する心、疑心、依頼心、メンツ、師父と法への信頼が足りないなどの執着心を見つけました。
ここ数日間、交流文を書くと同時に内に向かって探して、最近発生した二つのことを思い出しました。一つは、プリンタで印刷する時に、何回も黄色がなくて途切れる現象が発生しました。1回目の時に、これは自分が色欲心をなくしていないためだと思いましたが、言葉に言いだせなかったのです。それから学法を通じて、さらに内に向かって探して、「虚色」(途切れること)は「去色」と同じで、断色は断絶することで、修身断慾しなければならないのではないかと思いました。この色欲の心はずっと私の修煉を阻んでいます。自分自身の主意識がわからず、常人の中の物質に惑わされて、心性を守らず常人レベルに陥ったため招いたので、衆生を済度することと自分の修煉に無責任でした。旧勢力および邪悪の要素はこの点を掴んで私の修煉を妨害しました。
もう一つですが、集団学法の時に警察や地域の警備員たちがしょっちゅうノックして妨害します。師父の『すぐに目覚めよ』の中にある、「これは人心が招いた鬼だと、皆さんは本当に分かっていないのですか」を思い出しました。よく考えたら、自分が普段発正念を重視しないため、自分の空間場はきれいでなく、旧勢力の妨害を放任したのです。それから部屋を出る時に両サイドの対聯が破られて、残った三つの文字は「心要正」(心を正さなければならない)となっており、師父の啓示だと思いました。家に帰ってからすぐに発正念をしてよくない念や、自分の空間場の腐った物を一掃して旧勢力の妨害を取り除きました。
この交流文を書く過程の中で、徐々に法理への認識も明晰になり、修煉の厳粛性や大法の威厳と慈悲を感じ取りました。大法弟子の全体で協調して、初めて三つのことを正しく、神聖に行うことができます。その中で人心をなくし、すべての念を正し、法を師にして、師父に按排された道をしっかり歩み勇猛精進しなければなりません。
(完)
2010年2月24日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/9/217822.html)
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