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甘粛省:法輪功修煉者が何度も迫害される

(明慧日本)甘粛省在住の法輪功修煉者・焦麗麗さんは、法輪功の修煉をしているという理由で2000年に労働教養処分を受けた。

 焦さんはまた、2003年に実刑判決5年を言い渡され、蘭州女子刑務所に送られた。そこでは奴隷のような動労働を強いられ、警官にスタンガンで電気ショックを加えられることもあった。

 焦さん(39)は2010年2月26日、蘭州城関雁灘の姉の家で平涼公安局に連行されたが、1カ月経っても、どこに拘禁されているのか家族は何の通知ももらっていないため、とても心配している。

 焦さんは法輪功を修煉してから、「真・善・忍」の基準で自分を律している。1999年7.20から中共(中国共産党の略)は法輪功を弾圧し、全国の法輪功修煉者を迫害し始めた。

 同年の12月、焦さんは北京に法輪功の真相を伝えに行ったため、1カ月拘禁された。2000年の正月、焦さんは天安門広場に行っただけで、40日間に拘禁され、拘禁中に警官に数回殴打された。

 2000年4月、焦さんは理由もなく警官に拘禁された。4月18日、中共の関係者らは留置場で拘禁中の焦さんなど、16人の法輪功修煉者を西峰市肖金鎮に連行し、街で辱めたりして、肖金劇場に1万人の大会を開き、いわゆる法輪功修煉者への批判会をした。

 その後、16人の法輪功修煉者に労働教養処分を下した。

 2003年の夏、焦さんは懲役5年の不当判決を言い渡され、甘粛省蘭州女子刑務所の3監区に監禁された。刑務所で真夏や真冬にもかかわらず奴隷のような労働を強いられた。焦さんは警官に従わないと、いつも殴られたり、禁固されたりした。

 2004年のある日、焦さんは網を編む労働を強いられたが、体がとても衰弱していて、網を編む力がないため、警官に罵って手錠をかけられ、昼夜を問わず15日間小さい椅子に座らせられた。

 2005年のある日、刑務所の警官・侯ペイは焦さんを殴ったり蹴ったりして、スタンガンで数時間にわたって焦さんに電気ショックを加えた。6月のある日の夜、焦さんは警官・馬紅梅、陝淑麗、関雁瓊、趙雷にスタンガンで数時間続けて電気ショックを加えられ、それぞれ1カ所にスタンガンを長い時間あてられたため、髪の毛から煙が出て、首がただれ、意識を失うまで続けられた。さらに、夜には水道管につながれ手錠をかけられたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年4月7日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/28/220551.html

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