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湖北省の刑務所、受刑者に法輪功修煉者に暴行させる

(明慧日本)湖北省の範家台刑務所で2009年10月21日、受刑者と警官が一緒になって法輪功修煉者を殴打する犯罪事件が発生した。

 事件の詳細は以下の通り。

  湖北省遠安県の法輪功修煉者・楊先桂さんは、範家刑務所に不当に収容されている。10月21日、警官に監視を命じられている受刑者は、楊さんの口元が動いているのを見て、煉功していると言いがかりをつけた。楊さんは煉功していないと言い、双方は論争となった。そこで、楊さんは思い切ってベッドの上に座り、煉功を始めた。監視は楊さんをベッドから引きずり下ろした。監視が修煉者に暴行するのを見た法輪功修煉者・余光徳さんは、監視の行為を止めようとして、大きな声で法輪功のスローガンを叫んだ。すると、数人の受刑者が余さんに飛びかかり、暴行した。

  余さんへの暴行を止めようと、今度は法輪功修煉者・楊雲華さんが大きな声で「人を殴っている、人を殴っている!」と叫んだ。当直していた警官・王雄傑が駆けつけ、何も聞かず楊雲華さんを何度も平手打ちした。

  警官・王は楊雲華さんを事務室に連れて行き、楊先桂さんを呼び出し、事務室の外で待つように命じた。王はさらに楊雲華さんに平手打ちを加え、警官・熊祖勇は楊雲華さんの耳をつかみ、指で身体を突いていた。警官の暴行を止めようとした楊先桂さんは事務室に入ろうとしたが、警官に止められ平手打ちされた。

  刑務所の関係者は、この犯罪行為を調査しないだけでなく、法輪功修煉者に対する迫害をさらに強めている。楊先桂さんは特別訓練班に送られ、1カ月間迫害された。楊雲華さんと余さんはそれぞれ小部屋に閉じ込められ、監視されていた。

  暴行に加担した警官や受刑者はなんの処分も受けていない。

  法輪功修煉者は刑務所長に、警官や受刑者による暴行について報告した。しかし、刑務所長はこの件を未だに処理していない。毎日、警官に命じられた受刑者は法輪功修煉者の一挙一動を監視している。よくできた受刑者は表彰や奨励され、法輪功修煉者を「転向」させようとしている。長期にわたり、刑務所に収容された法輪功修煉者は同じような迫害を受けている。

  2010年4月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/15/218235.html

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