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父親は迫害で死に至り、息子は不法監禁

(明慧日本)山東省諸城に在住の法輪功修煉者・李文勝さん(40)一家は、1999年以前に法輪功を学び始めた。しかし、1999年7.20以降、法輪功の弾圧が始まってからこの11年来、中共当局による一連の迫害を受けてきた。

 文勝さんの父親・李海さんは修煉を始めてから、胃病などすべての症状がなくなった。しかし、中共書記・李永明や政治法律委員会書記・王新軍、派出所所長・李逢春は海さんに対して、法輪功を学んでいるという理由で、批判会で攻撃し、テレビに出させて法輪功を中傷させた。海さんは心身共に深刻に蹂躙された。

 2000年10月、文勝さんは母親の封守蘭さんとともに法輪功の無実を訴えるため上京したことで、監禁された。そして、文勝さんは3年の労働教養を強いられた上、5000元をゆすり取られた。

 かつて、海さんは日頃から、派出所による嫌がらせ・暴行・尾行・監視などの迫害を受けていた。その時、派出所所長の李に鈍器で頭を殴られたことがあった。それ以降、海さんは精神的に弱り、警官やパトカーを怖がり、足の筋肉が萎縮して体の上半身にひどい痛みが走った。その上、息子が強制連行されたことにショックを受けて持病がひどくなり、2002年に海さんは息をひきとった。

 文勝さんは2004年に昌楽労働教養所から釈放されたものの、その後も監視や嫌がらせをされていたため、放浪生活を余儀なくされた。しかし、2009年5月に文勝さんが諸城で警官に捕まり、2010年4月には不当判決を下され、濟南刑務所に入れられた。

 2010年5月24日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/5/19/223987.html

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