善の心のみ人を救える
文/中国の大法弟子
(明慧日本)最近、同修と「法輪大法は素晴らしい」と書いた紙を貼っていた時、巡視警官とはち合わせました。彼らに面と向かって真相を伝えて、最後はパトカーで家まで送ってもらったことがありました。
この出来事が過ぎ去って、私はずっと心性の漏れを探しました。今回の出来事は、師父の加持と数年来、同修たちが絶えず真相を伝えてきた結果だと分かっています。周りの同修が、この出来事を文章にして他の同修と交流することを提案したので、今回の出来事と感想を書きました。
当時の状況を思い出してみると、警官らはパトカーから威丈高(威圧的な態度)で降りて来て、私の腕を捕まえました。一緒に行動していた同修は、オートバイに乗って危険を脱することができました。当時、私の第一念は、四人の同修が協力したものの、私だけ問題があり、きっと自分に漏れがあると思いました。しかし、何の漏れか当時は分かりませんでした。私の腕を捕まえた警官が携帯で電話をしようとしました。私は、彼に電話させるわけにはいかない、彼が大法弟子を迫害した罪で救われる機会を永遠に失ってしまうと思いました。
私はすぐに彼を止めました。「どうか電話をしないでください。あなたにとって良いことはありません」彼も素直に携帯を持った手を下げました。それで、私は心をこめて彼らに、大法弟子を迫害したら彼ら自身、及び家族に凄まじい結果をもたらしてしまうと話しました。おそらく、私の真心が彼らの善の心を呼び覚ましたのか、話の中で彼の気炎はだんだん下がり、平静になりました。やがて彼らの善の一面が現れました。夜も遅いので家まで送ってあげると言ってくれました。最後は再三、安全に注意するよう教えてくれました。
細かいところは書きませんが、この出来事からの私の体験を少し書きます。一つ目は、慈悲なる師父は常に弟子たちを見守っていらっしゃることです。この事件が発生する半月前から、師父は各種の方式で私に学法をしっかりするように悟らせてくださいました。学法する中で疲れて少し目を閉じてしまったら、電話のベルや他人の話などで私は目が覚めました。しかし、たまには少し寝てから学法を続けよう、このまま学法をしても効果がないと言い訳をしたりもしました。今考えてみると本当に後悔しています。師父が絶えず学法するように悟らせてくださらなかったら、警官らに会った時、正念が出ることは難しかったのです。
二つ目は、正法の進展につれて、大法弟子がこの数年来、真相を伝えてきたことで、多くの人、警官らも目覚めています。同修たちは、警官は救えないと考えないでください。彼らが悪党を手伝って大法弟子を迫害する最前線に立っていることで敵視し、闘争の心が生じてはなりません。実は、彼らこそ邪悪に一番ひどく迫害されている者で、一番かわいそうな人達なのです。利益の前で本性を失い、知らないうちに永遠に戻れない谷に落ちています。しかし、彼らもかつて師父の身内で、大法弟子は強大な善の念で彼らの良知を呼び覚まし、彼らが自分の未来を選択するようにすべきです。闘争する中で彼らの悪の一面に触れて救えないばかりでなく、かえって彼らを害してしまいます。
大法弟子の善の念を十分に発揮して、われわれ大法弟子の責任を果たして、法を実証し、衆生を済度しましょう。
2010年09月13日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/9/11/229471.html)
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